2007-11-14 サラリーマン哀歌2 詩風録 洒落っ気も、年とともに薄れゆく 靴下五足で、五百円也 明日こそ、辞表を叩きつけてやる そのブランドも憎き男に この一年、送別会のみ多かりき 同僚・同期、十人は辞め クドクドとほざくキャリアウーマンの 時々変わる、口紅の色 気がつけば、霊と波長が合っている 今日も疲れが金縛りを呼ぶ こんな日がいつまで続くのだろうか 空を見上げて、終電を待つ