2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧
1977年2月1日の日記にこんなことを書いている。 「毎日毎日休みも取らず、戦場に向かっている。 笑っては馬鹿にされ、泣いては卑怯だと言われる。 日々の終着は、居眠りでごまかし、 目覚めれば、また戦場に向かう。 疲れの報酬は、何もない。 疲れの…
この間、用があって、ぼくが通っていた小学校の近くまで行った。 当時木造だった校舎は、鉄筋校舎に変わっていた。位置も若干移動していて、木造校舎の建っていた場所が運動場になっていて、運動場のあった場所に鉄筋校舎が建っていた。位置的にまったく変わ…
中学の頃、日曜日の午後にテレビでよくやっていた映画がある。勝新太郎主演の『兵隊やくざ』シリーズだ。ぼくはこの映画が好きで、いつも見ていた。規律の厳しい軍隊という枠に縛られずに、好き勝手やっていた大宮上等兵(勝新太郎)の行動が実に痛快だった…
以前書いたことがあるが、ぼくは理科という教科が苦手だった。何でそれほど理科が苦手だったのかわからないが、ただ一つだけ言えることがある。それは、理科にまったく興味がないということだ。まあ、理科で関心を持っていることと言えば、気象学、つまりお…
1, 取引先に間の悪い人がいる。その人は、決まってぼくが食事に行く直前にやってくるのだ。こちらは早く食事に行きたいのに、彼のおかげでなかなか行くことが出来ない。 しかたなく、彼の来る日は時間をずらそうと思い、1時間ほど食事の時間を遅らせたこと…
顔を洗ったあと タオルで顔を拭いたら 何かが唇に付着した。 何だろうと手にとってみると それはちぢれ毛だった。 シャツのボタンの位置が 昨日までとは違うではないか。 「えっ?」と動作が止まり 一、二分後、ようやく 裏返しだということに気づく。 六階…
プライムビデオに、映画版の『青春とはなんだ』があった。主演は石原裕次郎になっている。原作が石原慎太郎だからそうなったのだろう。これは知らなかった。 ぼくが知っている『青春とはなんだ』は、テレビ版の夏木陽介主演で、一連の学園ドラマの走りになっ…
「早飯、早糞、芸のうち」という言葉がある。 これがいいのかどうかはわからないが、ぼくはいいふうに捉えている。なぜなら、いらんことを考えずにすむし、さっさと他の行動に移せるからだ。 さて、今日のブログ、「ああじゃない、こうじゃない」と考えすぎ…
最近プライムビデオで、「おひかえあそばせ」という古いドラマを見ている。昭和46年の作品で、石立鉄男、大坂志郎、富士真奈美、宮本信子、岡田可愛などが出演している。 昭和46年というと、ぼくは14歳、中学2年の頃である。テーマ曲はなんとなく覚え…
小学校の頃、講堂と呼んでいた場所があった。入学式、卒業式、始業式、終業式といった行事や、映画教室や全校集会、体育館がなかったので体育もそこで行っていた。 講堂で行っていたもう一つの行事が、学芸会だった。ぼくたちの時代はいつも3学期に行ってい…
コンクリートの床の冷たさが 上履きの靴底からしみてくる。 その日は朝から気温が上がらない 寒い寒い一日だった。昼休み、 ぼくは予約していたその日発売の ボブ・ディランのアルバム『血の轍』が 入荷しているかどうかを確かめるため レコード店に電話をか…
『同窓会』 高校に入学してからのぼくは 中学生の頃までとはまったく 違う生き方をしてきたせいで それまで考えてきたこととか それまでの立ち位置だとかを ほとんど覚えていないのです。 どの人と仲好くしていたのか どの人と仲好くなかったのか そんなこと…
(1)暖房依存症 年が明けて、しばらく寒い日が続いたが、ここに来て若干温かくなった。ここ二、三日、最高気温が15度を超えているのだ。 15度というと、秋の気温である。もし、10月や11月でこの気温なら、まず暖房を入れることはないだろう。 しか…
小学生の頃、国語の時間によく作文を書かされていたのだが、その時間内に出来なかったら、宿題になっていた。宿題になるといやなので、いつも授業中に書き上げていたものだ。 ところが、たまに「今から30分で作文を書いてください」と、時間を限定されるこ…
昨日の『漢字を発明したのは日本人だった!』ではないが、漢字を見ていると、時々「はて、こういうものが中国にあったのか?」「これは日本の文化ではないのか?」という文字にお目にかかることがある。その代表が『開』という文字である。 『開』、漢字源の…
30年ほど前に、『漢字を発明したのは日本人だった!』という本が話題になったことがある。何でも、甲骨文字を作ったのが日本人の先祖で、その当時は彼らが大陸を支配していたというものだった。甲骨文字は、漢字のもとになった文字だと言われているが、漢字…
漢字を覚えるのは大変である。興味がある人にとっては独自の覚えかたがあるのかもしれないが、興味がない者にとっては書いて覚えるしか方法がない。これが嫌なのだ。 小学生の頃、よく「二百字帳を漢字で埋めてこい」という宿題が出ていた。この宿題、若干な…
現在、正しい漢字(旧字)を使用している国は、台湾だけらしい。日本は戦後、新字体や簡化字が使われるようになり、旧字は人名や参考程度でしか使われてはいない。また、本家の中国も同じく簡化字を使うようになっているし、半島にいたっては、まったく漢字…
若い頃、朝食と言えばご飯が中心だった。だが、納豆を食べた記憶はない。別に納豆が嫌いなわけではないが、食卓には並ばなかったのだ。 このへんは、母が関西出身ということと関係があると思う。もし関東出身だったら、間違いなく納豆が並んでいたことだろう…
久しぶりにハーモニカを吹いてみたのだが、吹けない。いや、単独では何とかなる。しかし、ギターを弾いているとだめなのだ。やはり10年間のブランクは大きい、と言わざるを得ない。 プロは練習しなくても、イメージトレーニングだけで大丈夫らしい。が、ぼ…
小学生の頃、人が夢を見るのは、どこかに夢を蒔く人がいるからだと思っていた。一度そのことを友人に言ってみたことがある。 すると友人は、「その人は何人おるんか?」と突っ込んできた。 「一人」 「おまえはバカか。一人一人見る夢は違うんぞ。たった一人…
年が明けて10日が過ぎた。昔の漫才ネタで言うと、「今年も残すところ356日になりました」ということになる。 その残すところ356日の間に、オリンピックがあり、プロ野球ペナントレースがあり、日本シリーズがある。そういうことに一喜一憂しながら、…
小学生の頃にアングラという言葉が流行っていた。当時のぼくはこの言葉の意味を知らなかった。まあ、それについての関心がなかったので知ろうとしなかっただけのことだ。 その言葉の意味を知るのは数年後のことで、第二期フォークブームが到来した頃だった。…
旧い友人や知人に会うと、決まって言われることがある。 「おまえ、頭真っ白やん」 ぼくはこの真っ白な頭が気に入っているので、別に言い返したりすることはない。逆に 「ああ、それはありがとう」 と、お礼を言ったりしている。 それが面白くないのか、 「…
すでに小寒に入っている。この時期、ぼくの体は微妙である。暖かさがわからないのだ。 「今日は暖かいね」などと言われても、さほど暖かいとは感じない。逆に「今日は寒いね」と言われると、体が過敏に反応して、一段と寒く感じてしまう。 のどが渇くと、イ…
昔は正月三ヶ日が終わると、テレビの特番が減るのでいやだった。ところが今は、早く通常の番組に戻ってくれと思っている。決して正月特番がつまらなくなったわけではない。どちらかというと、昔よりはずっと面白くなっている。 では何で通常の番組に戻ってく…
今年の初夢は、印象的なものではなかったので覚えていない。ありきたりな、どうでもいいような夢だったと思う。今年に入ってからは、ずっとそういう夢ばかり見ている。そういうわけで、今年は大したことのない年なんだろう、と勝手に占っていた。 ところが、…
今無性にカレーライスが食べたい。 昔はおせちを食べ飽きたので、そろそろ普通の食事を、というのでカレーを欲したことがある。 が、今年はそうではない。 毎日おせちばかり食べていたわけではないし、昔ほどカレーが好きなわけではない。 かといって体が欲…
何年前からか忘れたが、 見たことのあるようなないような町を 嫁さんと二人でドライブしている夢を、 テレビのCMのように 何かの夢の合間合間に見るようになった。 同じ場所を行ったり来たりする夢、 工事中の道路を恐る恐る走る夢、 中には運転していると…
1, 昨日、初詣に行く途中に気づいたのだが、注連飾りは多くの家がしていたものの、国旗を揚げている家はまったくなかった。 昨年のサッカーのワールドカップで、日本が勝った翌日に国旗を揚げている家があった。当然その家は揚げていると思っていたのだが…