2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧
目覚めてみると海の上 立っているのか、座っているのか 雲ひとつない海の上 昼間なのか、夜なのか わからない、わからない 物音ひとつ聞こえない わからない、わからない 季節もここではわからない 夏であるのか、冬なのか 何ひとつない海の上 船も見えない…
備忘として書いておくが、今月の24日床屋に行った。 その日に書くつもりだったが忘れていたのだ。 何で床屋に行ったこと書くのかというと、次に床屋に行く時に役に立つからだ。 ぼくは髪が伸びるのがけっこう早いので、以前はしょっちゅう床屋に行っていた…
就職をした頃のこと 職場の掃除をやっていると、 後ろから「すいません」という 小さな声が聞こえた。 振り向くとそこにいたのは、 初めて見る同期の女性。 その時突然ぼくの目に、 浮かんだ一つの映像… 赤いエプロンを着けて、 台所の向こう側で、 笑顔でう…
『ためいき』 さりげないためいきやめて 今日から真面目にやっていくんだ 昨日吐いたあの言葉に 嘘や偽りはないんだから そしていつか見返してやるんだ あいつも、あいつも、みんなまとめて あの日のぼくは正しかったんだと それがぼくの人生だったと もう振…
トンボが飛行機を背負って飛んでいる。 飛行機はあまりに大きすぎて、 その存在はわからない。 だけどトンボは飛んでいる。 飛行機を背負って飛んでいる。 飛行機がトンボに背負われて飛んでいる。 トンボはあまりに小さすぎて、 その存在はわからない。 だ…
トンボが飛行機を背負って飛んでいる。 飛行機はあまりに大きすぎて、 その存在はわからない。 だけどトンボは飛んでいる。 飛行機を背負って飛んでいる。 飛行機がトンボに背負われて飛んでいる。 トンボはあまりに小さすぎて、 その存在はわからない。 だ…
今日は半日オナカ君の手伝いをしたのだが、車での移動中、怖ろしいことが起きた。 国道を運転中、二つ前を走っている車が右折するために停車した。 一車線しかないところなので、よけることが出来ない。 そのため、すぐ前を走っていた車も停まった。 当然オ…
一昨日の夜、食事がすんでから急にアイスクリームが食べたくなり、となりのセブンイレブンに買いに行った。 当初はそれだけ買って帰るはずだった。 ところが、コミックの売場に『バガボンド』の新刊(26巻)が置いてあった。 これは買わなきゃと思ったのだ…
空を駆け行く太陽は、 朝に己の行方を照らし、 昼に己の足下を照らし、 夕に己の軌跡を照らし、 然る後に暮れていく。 時を駆け行く人間は、 若い身空に夢を追い、 壮年期には現実を追い、 年老いてから過去を追い、 然る後に果てていく。 突き詰めてみれば…
昨日シャディの前を通ると、「初盆」と書いたのぼりがいくつも立っていた。 今日イオンに行くと、たくさんの盆提灯が並べてあった。 梅雨が明けたばかりだし、お盆なんかまだ先だと思っていたが、もうお盆まで3週間もないのだ。 お盆で思い出したが、今年は…
西から風が吹いてきたら 朝一番の汽車に乗って 懐かしいふるさとに帰るんだ 向かい風をたどってね 雨が降ったってかまわないよ 傘の一本もいらないよ だってぼくのふるさとは いつだって晴れているんだから 小さな思い出をたどっても ぼくは懐かしいとは思わ…
うちの風呂場には大きな鏡がある。 その鏡に自分を映しながら、ぼくはいつもヘラヘラ笑っている。 こうやると幸せがやってくるそうだ。 出来たら声を上げて笑った方がいいらしい。 だが、風呂場の音は外に漏れるのでそれは躊躇する。 さて、今日もいつものよ…
明日になれば、また今日も去り 夢の巷でひとりごと 時は過ぎて灰になり 夢の言葉で夜になる ひとり歩くこの隙間から 寒々響く夜の声 月は枯れて星もなく 柳の道のひと休み 濡れた風が空に舞い いつもの疲れた顔をする 頬に紅をつけたひとの姿が 恋のにおい残…
いつもぼくがここで「嫁ブー」と言っているせいなのか、ついに嫁ブーは隠れ肥満の域に達したらしい。 なるほど横から見ると、嫁ブーの体は台形である。 台形、久しく使ってない言葉だ。 ひし形はかろうじて使ったことはあるが、台形だとか平行四辺形だとかは…
近くの池にカメがいる。 時々顔を覗かせて、 時々甲羅を干している。 カメを見た日はラッキーで、 いつもいいことが待っている。 だから池のそばを歩く日は、 必死にカメを探していた。 同じ池にコイがいる。 七、八十センチはあるコイだ。 巨体を揺らして泳…
あれは高校一年、国語の授業の時だった。 何となく後ろを振り向くと、君がぼくを見ていた。 その時からいくつもの歌を、君のために作った。 だけど君にその歌を、聞かせることもなく 時は過ぎて行った、ドラマなど起こらないままに。 だけど、確かに今でも、…
朝方はさほど暑くなかったが、昼から暑くなった。 今日は銀行回りをする予定にしていた。 今回の銀行回りは2行だけだ。 地銀や信用金庫なら、別に街に出なくてもすむのだが、1行が都市銀なので、どうしても街に出なければならない。 というわけで、昼間は…
守りますとか言ってますけど、 六十年間守り続けてきた結果、 見ての通りの世の中です。 上からなめられ、横から脅され、 もう我慢の限界まで来ているんです。 この状態で奴らが暴れでもしたら、 もう手の施しようがないですね。 守っていけば仮名はなくなり…
よく記憶違いをすることがある。 例えば、中学の時に体験したことを、高校の時に体験したと思い、そのことを高校時代の友だちに話すと、「そういうことあったかのう?」ということになる。 その時は、「こいつ記憶力悪いのう」などと思っているのだが、その…
時代劇を見ていて思うことだが、 いつも相手を倒す時、 着物の上から斬っている。 普通あれでは倒れんですよ。 いくら急所を斬ったとしても、 つまりは出血多量なんだから、 倒れるまでに時間がかかるし、 着物が止血するかもしれん。 時代劇みたいに一撃で …
ずっと部屋干しだったから、Tシャツがちょっと臭い。 汗をかいたら、さらにニオイがきつく感じる。 7月に入ってから、夕方から晴れたという記憶はあるが、一日中晴れた日があっただろうか? ああ、そういえば先週一度あった。 でも煙霧とやらで日は一日中…
柔道に捨て身技というのがある。 自分の身を捨てて、 相手の力を存分に利用する技だ。 巴投げとか、谷落としとか、 えらく名前がかっこいい。 体の小さな日本人が、 体の大きな人からの、 力尽くの攻撃を、 いかに防ぐかを工夫して できあがったのが柔道だ。…
昔はこんな不細工なネコをよく見かけたものだ。 だが、最近このへんはノラが少なくなったせいもあって、あまりこういうネコを見なくなった。 さて、このネコの写真だが、昼間折尾の鷹見神社で撮ったものだ。 神社の階段を上っていくと、ちょうど踊り場の所で…
子どもの頃によく 桃やスイカを食べたあと、 種を庭に植えていた。 これで来年食べられる、 そんなことを思いながら。 だけど秋には忘れていて、 桃やスイカと同じ場所に、 巨峰や梨の種を植える。 それも冬になると忘れてしまって、 今度はミカンやリンゴの…
今日は地元黒崎祇園の前夜祭だ。 本番は明日からだが、商店街を練り歩く本番よりも、メイン通りを通行止めにして、コンテスト形式で演舞する前夜祭の方が、盛り上がっているような気がする。 夜、ぼくは嫁ブーと祭りの会場に出かけた。 小雨は降っていたもの…
昨日今日と外がすごく霞んでいた。 日は差しているものの、ボヤーッとした感じだったし、空は晴れているものの、青空ではなかった。 特に昨日は酷く、ぼくの部屋から小学校が見えるのだが、1キロも離れていないのに霞んでほとんど見えなかった。 いったいあ…
なるほどね。 笑顔でいるだけで、 幸せが呼べるんだ。 そうだよね。 笑顔でいる人を見たら、 幸せな気持ちになるもんね。 ニコニコ笑っていたら、 何かいいことありそうな気がするもんね。 深刻な場面で、 深刻ぶった顔していたって、 気が重くなるばかりで…
もういいじゃないか。 台風も過ぎたことだし、 雨も止んだことだし、 言ってしまおうよ。 あとで雨が降ったって、 誰もわかりはしないんだから。 にわか雨だとか異常気象だとかで、 ごまかせばいいじゃないか。 何を躊躇しているんだ。 今日みたいに日が差し…
今日は嫁ブーが早出ということで、朝8時頃会社に送って行った。 その途中、ある団地の前に各地区の幼稚園のマイクロバスが集結していた。 中には区外の幼稚園のバスもある。 何事だろうと見てみると、どうやら園児を迎えに来ている様子なのだ。 嫁ブーによ…
ワシワシワシワシ… ワシワシワシワシ… ワシワシワシ…地区の皆さん… ワシワシワシ…わがせいたしており… ワシワシワシ…党より立候補いた… ワシワシワシ…であります… ワシワシワシ…の自民党は… ワシワシワシ…公明党ではなく… ワシワシワシ…民主党であります… ワ…