吹く風

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

面白いヤツ

今日ある人と、 議論するようなことがあって ちょっと感情的になってしまい 後味があまりよろしくない。 今も相手のことを思い出すたびに 怒りに似た感情がこみ上げてくる。 このままでいればおそらくは次回 その人と会った時に気まずさで 目を合わさないこ…

卒業写真のあの人

あの人は今でも魅力ある女性だ。 かわいくて明るくて健康で さらに理知的で、機転も利いて 昔から何も変わっていない。 ぼくにとっての理想の女性なのだ。 ただ昔に比べるとかなり痩せていて 肌の張りがほとんどなくなっている。 そのへんはぼくもそうなのだ…

続・免許更新

ようやく 免許の更新に行ってきた。 気にしていた視力測定も 無事に通過することが出来た。 しかし完全にクッキリと 見えていたわけではない。 『C』の隙間はわかるんだけど やはりぼやけているんだな。 とにかく免許の更新は終わった。 帰る道々 次の更新…

選挙通り、風ばかり吹く

選挙になると、この道の 両側にはポスターが貼られて 季節の色を隠してしまう。 元々周りのビルが起こす 風でいっぱいになる通りだから、 選挙が終わらないうちにポスターは ひとりでに剥がれ落ちてしまって 選挙当日は半分位しか残っていない。 だからとい…

言いそびれた言葉

そのことは黙っておきましょう。 そのことは黙っておきましょう。 今さらそんなことを言ったって 何が変わるわけではないですし。 もしかしたらあの頃すでにあの人は 気づいていたかも知れないですし。 こんなメモ書き程度のものでも 読んでいけばわかること…

ぼくは進歩してないんだ

なぜか成績が上がりそうな気がして やたらと参考書を買い込んだ時期があった。 それまでマンガを買っていたこづかいをつぎ込んで グリップだの馬のマークだのを買い揃えたのだが 結局どれも最初の数ページを開いただけで あとは机の上を飾っていただけにすぎ…

数学の先生

ぼくが高校一年生の頃の話だ。 数学の授業中に担当の先生が突然 教室を抜け出したことがあった。 何も言わずに出ていったものだから 教室内はちょっとガヤついたのだが、 十分ほどして先生は戻ってきたので、 大きな騒ぎにはならず、職員室に忘れ物でも 取り…

川向こうの工場街

中学生の頃、ぼくはいつも 川向こうにある曇天の 工場街を眺めていた。 工場街とこの街を隔てた川は 当時は壊れた状態で、その街の 姿を映し出してはくれなかった。 だからよけいにぼくの目に工場街の 真実が映ったのだろう。 むき出しになった幾何学的な建…

こめかみグリグリ

先生から拳固でこめかみを グリグリされるのが嫌だった。 だからぼくらは嘘つくことを覚え 反射的に言い訳することを覚えた。 先生はそれを見抜いていた。 一度目は騙されたふリをしていたが、 二度目は見逃してくれなかった。 そして前にも増したこめかみグ…

鉄腕アトムを見終わった後

鉄腕アトムを見終わった後 ぼくは布団の中でクルクル、 クルクルと世の中が 回っているのを感じたんだ。 気がつけば東京五輪をやっていて、 気がつけば大阪万博が終わっていて、 わけのわからないまま時代が進み、 その流れの中で老若男女は踊らされ、 政権…

ラバー・ソウル

何でこの世に生まれてきたかって? 簡単なことだよ、そんなこと。 ビートルズのラバー・ソウルという レコードを買いたかったからさ。 ただそれだけなんだよ。 あとはそれを納得いくまで聞いて 次の人生に向かうんだ。 えっ、思想?哲学?宗教だって? この…

今日あいつに会う

今日はあいつに会わなきゃならない。 あいつの顔を見なきゃならない。 いつものグチを聞かなきゃならない。 気持ちをかき乱されなきゃならない。 最初は何も感じなかったのに いったい何がどうなって こういうふうになったんだろう。 とにかくとにかく今日だ…

中国四千年の歴史

中国四千年の歴史、 それにどれだけの 価値があるのだろう。 あんな騒動が起こるたびに 四千年もの間いったい 何を学習してきたんだ と思ってしまう。 何が孔子だ。何が孟子だ。 何が老子だ。韓非子だ。 中国四千年の歴史とは 実はあんな騒動の 繰り返しじゃ…

パソコン用のメガネ

免許更新対策の一環として パソコン用のメガネを買った。 パソコン画面を眺めていると 目がシバシバしだして そのうちまともに見えなくなるのだ。 これも近視の原因の一つなのだと思い メガネを求めたわけだ。 メガネは家の近くのホームセンターの サングラ…

冬がやって来る

ああ、いやだ、いやだ。 またも冬がやって来る。 まだ一年経ってないのに もう冬の奴がやってくる。 ぼくが夏を好きな理由は 半袖で生活出来るからだ。 半袖は脇の通気が良くて 何かにつけて心地良い。 逆に冬が嫌いな理由は 半袖で生活出来ないからだ。 長…

免許更新

五年目の誕生日を過ぎているのだが、 ぼくはまだ運転免許の更新に行ってない。 別に行くのが億劫なわけではない。 今回は視力に自信が持てないのだ。 だからもう少し目を鍛えてから 免許更新に臨みたいわけだ。 例えば目のマッサージをやってみたり、 例えば…

1957年製

朝目覚めるとぼくはこの機械に キーを入れてエンジンをかける。 機械はしばらく停滞してから 「よっこらしょ、よっこらしょ」 ゆっくりゆっくり動き出す。 この機械は1957年製だから 55年間使用していることになる。 たまに故障はあったものの 性能が…

聞いた話と違う

何度も転職をしている人の口癖の一つに 「聞いた話と違う」というのがあります。 どんな話で会社に入ってきて、それが現実と どう食い違っているのかは知らないのですが、 『せっかくヤル気で入ってきたのに 全然話が違う。自分は騙されたのだ。 こういう場…

大丈夫目線

ぼくはこんなことでイライラしている。 ぼくはこんなことでクヨクヨしている。 ぼくはこんなことでハラハラしている。 ぼくはこんなことでドキドキしている。 すべてが大丈夫だという世界から見れば すべてのことは小さなことなんだ。 そう『ダイジョウ分の…

小便小僧

最近気づいたことだが ぼくは小便小僧をやっている。 毎日小便小僧をやっている。 生まれてからこの方、ずっと ずっと小便小僧をやっている。 毎日毎日休むことなく 毎日毎日飽きることなく 小便小僧をやっている。 そしていつの間にか 小便小僧になっている…

眠気

昨日の夜の夜更かしの 眠気が一気に押し寄せる。 お風呂の湯気に誘われて 湯船の中に押し寄せる。 昼間は何ともなかったのに 一気に眠気が押し寄せる。 昨日は何があっただとか 今日はどうであっただとか 明日はこうでありたいだとか そんなことどうでもよく…

何とかなる

いろんなニュースが飛び交って 世の中を騒がせている。 そのニュースが一々ぼくの 人生に繋がっているので そんなニュースを聞くたびに 「そうなったらどうしよう」と 一々考えこんでしまう。 「そうなったらそうなった時で きっと何とかなるものだ。 だから…

4割引

家の近くのスーパーは 夜の8時を過ぎると 賞味期限翌日のパンが 4割引になるのです。 それが安いのかどうかは わかりませんが、 お客様はこぞって それを買うのです。 だけど人気のパンは すぐに売り切れます。 だからぼくたち夫婦は 人気なんかにこだわら…

好き

ドラマなどでよく「愛してる」 という言葉を吐いているが あれがぼくには嘘っぽく思える。 あくまでもセリフという 軽さを感じるのだ。 人の恋愛でよく「大好き」 という言葉を口走っているが これまたぼくには嘘っぽく思える。 子供に向かって言っているよ…

体の痛み

体の痛みは季節のせいにして まともに体と向き合うことはしない。 もしそうなっているのなら、既に そうなってしまっているのだから 今さら痛がっている体を責めたって どうしようもないじゃないか。 それに体にイチャモンをつけて 他の病気にでもなったらオ…

映画館から出た時の戸惑い

例えば映画館のような 外の明かりから隔離された場所で 過ごしていると 天気や時間がわからなくなってしまう。 入館する時に晴れていたら、 途中の変化を知らないので 頭の中は晴れたままの イメージを保っている。 そのため外に出た時に 雨が降っていたりし…

テレパシー

生まれてからこのかた テレパシーが出来る人に お目にかかったことがない。 ぼくが考えごとをしている時に 突然「その通りだ」なんて 言ってきた人はいなかったし、 「それは違う」とぼくの心に 語りかけてきた人もいなかった。 そういう理由から、 テレパシ…

好感度

我が国は八百万の神様に護られた 清く正しく美しい国であります。 過去には色々あったのですが、 そういう時でも我が国は 清く正しく美しい国でありました。 そのためなのか、我が国の好感度は かなり高いと言われております。 それは我々の祖先が身を粉にし…

白髪遍歴

初めて自分の頭に 白髪を確認したのが 17歳の頃で 耳の上あたりに 白髪が目立ち始めたのが 27歳の頃で 頭の所々が白い塊になり ブラックジャック的になったのが 32歳の頃で しゃれっ気を出して 髪を染めてみたのが 38歳の頃で 染め粉が合わずに 白髪…