2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧
何千何万という思いが ジャングルジムのような形をして 心の中で重なっている。 そこからひとつひとつの思いを ジャングルジムが崩れないように 素速くかつ慎重に抜き出して それを人生という糸に変えて 丁寧に丁寧に紡いでいく。 そんなふうに五月を 描いて…
惣菜店で買った唐揚げを 晩ご飯に食べたのだが 食べてからわりと時間が経っているのに まだ胃の中にニンニクの臭いが残っていて その臭いがさっきから臭覚を刺激している。 最近の唐揚げはニンニクが強いのかなあ。 昔は唐揚げを食べても ニンニク臭を感じた…
もう五月じゃないか。 もう初夏じゃないか。 あと三日じゃないか。 それで長袖を着ていると ジトッと汗ばんできたわけか。 それで窓を閉め切っていると 息苦しくなったわけか。 それで行く先々で ツバメが飛んでいたわけか。 そうなんだ、そうなんだ。 五月…
前々からぼくの中で 問題になっていたことがありまして。 それがまくら、マクラ、枕なんです。 合わんのですね、枕が。 おかげで肩や首が凝ってしまい それが後頭部にまで延長して 頭の感覚がいつも真っ白なのです。 これではいかんと その手の本を読んだり …
本当は認めたくないんだけど 絶対に認めたくないんだけど 昭和五十三年四月四日ではなく 平成二十三年四月二十五日 そう今日が本当の意味での 解散だったんだ。 ランちゃんの、ミキちゃんの そしてスーちゃんの 声、声、声、そしてメッセージ 今日がそうだっ…
これまで何もしてこなかったって? いや、決してそんなことはない。 何ひとつ自慢できるものがないだって? いや、絶対にそんなことはない。 あなたは時代を作ってきたじゃないか。 あなたの時代を背負ってきたじゃないか。 今またあの時代を象徴しているじ…
そこここの宇宙に周いている 大丈夫というエネルギーを 我々は糧として生きている。 大丈夫を与えてもらうために 我々は神という名の存在に祈り 大丈夫を与えてもらうから 我々は神という名の存在に感謝する。 決して難しいことではない。 祈れば分け隔てな…
今日テレビやラジオの スーちゃんの訃報の中で 何度も何度もキャンディーズの 『微笑みがえし』を聞いた。 何度も何度も聞いていくうちに この歌が別れの歌なんだということを 改めて思い知らされたのだった。 そして何度も何度も聞いていくうちに 不覚にも…
スーちゃんの死 ショック大きいな。 もう一度人生のどこかで キャンディーズが見られると 期待していたのに・・・。 仮に今後そういう企画があるとすれば 太田裕美が入るのかな。 しかし、それではダメなんだ。 ラン・スー・ミキでキャンディーズなんだから。 …
1, 今年初めてのツバメを見た。 のどかな日差しの中を ほどよく吹いている風に乗って 気持ちよさそうに飛んでいた。 2, そういうふうに見えたのだが、 それはぼくの勝手な思い込みで 実は彼らは眉間にしわを寄せて 必死に餌を探していたのかもしれない。…
家からコンビニまでの距離の およそ倍の距離を歩いた場所に 新しくスーパーがオープンする。 それをぼくたち夫婦は 首を長くして待っている。 大手なので品揃えもいいだろうし 価格もそこそこ安いはずだし 当分潰れる心配も無いし。 これほど嬉しいことはな…
三十代の頃からぼくは 現状に満足することが出来ず 「新しいものを、新しいものを」 と常に新しいものを求めてきた。 そのために本を読み そのために思考し そのために瞑想に明け暮れた。 ところが気がついてみると 巡り巡って三十代の頃に 再び戻っている自…
スーパーやホームセンターに行くと 相変わらずペットボトル入りの水が切れている。 ないのはわかっているのだから その部分に何か他の商品を埋めたらいいのに どこに行ってもそれはやってなくて スッポリと空いた空間が お客さんを出迎えている。 まあ、うち…
かつてはぼくもご多分に漏れず 人の悪口を言ったりもしたものだ。 ところが最近は人の悪口を言うと 嫌な気持ちで満たされてしまい 心がえらく疲れるようになった。 そのためなのか、他人から 人の悪口を聞かされた場合に 自分がそう思うなら同意はするが、 …
腹が減る。腹が減る。腹が減る。 とにかく腹が減る。すぐに腹が減る。 昼飯後、さあ仕事に取り組もうと 考えたとたんに腹が鳴り出す。 晩飯後、読み物なんかをしていると 突然腹がグーグーと訴える。 こういう時はバナナの一本 いや二本、いや三本くらいは …
心地よく眠りに就き いい夢を見ている時だった。 突然ハデな爆音が 夢の中に紛れ込んできて それで目が覚めた。 家の前の道路を数台のバイクが 爆音を立てながら走っているのだ。 しかもサッサと過ぎ去ればいいものを わざとゆっくり走っている。 この音で目…
ぼくは運命の中にありまする。 運命の中で息してありまする。 運命なんか信じない人にとっては どうでもいいことでありましょうが いつもぼくは運命の中にありまする。 正確かつ確実に運命の中にありまする。 それがぼくにとっては 大変重要なことなのであり…
街が好きだ この街が好きだ。 生命力がみなぎっている この街が好きだ。 躍動感が溢れている この街が好きだ。 心を癒やしてくれる この街が好きだ。 夢を育んでくれる この街が好きだ。 愛を運んでくれる この街が好きだ。 優しく見守ってくれる この街が好…
権勢が大好きで 仕事が大嫌いな人たちが 甘い言葉で国民に取り入って 運良く政権を奪ってしまった。 単に与野党が逆転しただけのことなのに さも革命でも起こしたような異様なノリで 脳内で作り上げた病的なお花畑物語を 次々と現実の社会で施行していった。…
例えば仕事をしている時も 例えば車を運転している時も 例えば飯を食っている時でさえも ぼくはチャンスさえあれば トイレに行きたいと思っている。 のんびりしたいと思っている。 居眠りをしたいとも思っている。 もしそこが暖かい便座付きなら それはもう…
たとえそれが嫌なことであっても ありがとうございます と、受けとめるのです たとえそれが不愉快なことであっても ありがとうございます と、受けとめるのです すべてのことを否定せずに ありがとうございます と、受けとめるのです すべてのことを批判せず…
眠っている間は完全に忘れているのに 目が覚めて昨日のことをインプットしていると なぜか昨日あった嫌なことまで蘇ってしまう。 嫌なことなんだから見過ごしてしまえばいいのに 思考の回路は必ずその部分にも光を当てる。まあ、 それはそれで呆けてない証な…
もしかしてこの味は ピーナツの味かもしれない。 むかしむかしは大好きだった ピーナツの味かもしれない。 だけど食べ過ぎが原因で 鼻血を出した味かもしれない。 おかげで給食のピーナツバターでさえ 嫌いになった味かもしれない。 ジャガイモは好きになっ…
朝のラジオで「そろそろ桜の花が 散り始めている」と言っていた。 『えっ、散り始めてるって、 まだ満開にもなってないじゃないか!』 そう思って道沿いの桜を見てみると なるほど今日の強い風に煽られて 花びらが舞っているではないか。 平地よりも遅く咲く…
朝はけっこう余裕を持って家を出ているのだが 嫁さんを送っていく都合や 時には渋滞に巻き込まれることもあって 定時ギリギリに会社に着くこともある。 さて、そういう時の精神状態なのだが かつては軽いパニック状態になっていて 例えば隣の車線の車が割り…
五年前に長年勤めていた会社を辞め、 その後一年ほどの空白の時間を経て 今やっている仕事に就いた。 まあ社会的、世間的にはそれが自然で 普通の流れだったのだろう、 いろいろな人から異口同音に 「いい再就職口が決まってよかったね」 と言われたりしたも…
15分早い柱時計が コチコチと鳴っている。 そして1時間おきに 15分早い時報を告げる。 わざとそういうふうに 設定しているのではない。 何年かに一度は、ちゃんと 時間を合わせているのだが 自然と早くなっていって いつも15分早くなり そこまで行く…
1, この二月にバレンタインのお返しとして 頼んでいた物がようやく入ってきた。 何でも手作り販売の品物らしく そうそう数を作れないのだそうだ。 それで一ヶ月以上かかったわけだ。 若い頃ならそんな希少なものを 贈り物やお返しに選ぶことはなく、 例え…
とりあえず、ここまでの人生に 感謝して、感謝してみる。 とりあえず、ここからの人生に 感謝して、感謝してみる。 とりあえず、優しい言葉に 感謝して、感謝してみる。 とりあえず、腹立つ言葉にも 感謝して、感謝してみる。 とりあえず、体の痛みに 感謝し…
昼間、車を走らせている時 道路脇に立っている 温度計に目が行った。 23℃、23℃、23℃! つい一週間ほど前に ぼたん雪が降っていたというのに。 23℃、23℃、23℃だ。 あと2℃で夏日じゃないか。 もしこれが夜であれば あと2℃で熱帯夜じゃないか。 …