吹く風

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

三界

これもそれもあんなことだって 終ればみんなチャラになるんだ。 だからこの場面が終わるまでね ずっと笑っていればいいんだよ。 そう言ったあの人たちはそれが 終わるまでずっと笑顔だったな。 きっとあの人たちこそ軽やかに 死んでいける人たちなんだろう。

腰痛は人類の宿命だ

1、 暇で暇な日が何日も続いておりまして 色々と考えていたら「この野郎!」と 結構頭にくることが何度かありまして そうした時になぜかお尻がムズムズと ムズムズとかゆくなるのでありまして 押さえて押さえてをやっているうちに 気持ちが前かがみになって…

ココロの天気予報

午後からは渋滞温度が高めになるので 中高年の方はイライラが募るでしょう。 キモチがやすらぐ飲み物を飲むだとか ココロが落着く音楽を聞くだとかして 渋滞には触れないように致しましょう。 とくに高血圧の方はご注意くださいね。 以上極楽放送ココロの天…

おかしな言い伝え

夜の風が強く窓をたたくのは オンナ狐がやっているんだと そして人を化かしてるんだと 一度取り憑かれてしまったら いつかは死んでしまうんだと いつかは誰もが死ぬんだから みんな取り憑かれているんだ

講演会にて

壇上の顔が煤けておりまする。 だから素顔が見えませんです。

すっぽんぽん

地表から上はすっぽんぽん 一糸まとわぬすっぽんぽん 「空がある」はまちがいで その有り様はすっぽんぽん 鳥が飛んでも雲があっても そのまた上はすっぽんぼん 宇宙にいたるすっぽんぼん 空は存在するのではなくて 空というのはすっぽんぽん 限りなく続くす…

夢の人2(まさかパラレルワールド人?)

「飯を食ったばかりだから」と ぼくは遠慮したんだけどヤツは 「そう言わずに」と大きな皿に 大盛りでご飯をついできたんだ 食べられない量ではないのだが 「レトルトカレーの量に対して ご飯の量が多すぎるじゃないか。 おまえいつもこうなんだよ」・・ ・・こ…

暑い春

今年もぼくたちは春土用の中で 暑い春の生活をしているのです 長袖だと暑くてやりきれないし だけど半袖はまだ出してないし 立っているだけでも汗をかくし 座っているだけでも喉が渇くし 早くも体がアイスを欲している。 とにかく暑い春の中で大騒ぎだ。 異…

本能

イヌはにおいを嗅ぎまわる ネコもにおいを嗅ぎまわる 哺乳類すべてが嗅ぎまわる もちろんヒトも嗅ぎまわる 嗅ぎまわることが本能です 嗅ぎまわって生きています つまり猫も杓子も男も女も みんなみんな痴漢なのです

カレーの夜

カレーを食べるのはいつも金曜だ。 なぜそうなったのかは知らないが 気がついたらそうなっていたのだ。 通っていたミッション系保育園で 「イエス様の亡くなった日なので 金曜日は肉を食べません」という 尊い教えを聞かされていたのだが、 元来ミッション系…

影がずれている

昨日から影が少しずれているんだ。 体の動きと違って映っているんだ。 何かおかしいとは思っているけど 生活に変化があったわけではなく 意識に変化があったわけでもない。 街はいつもと同じ香りがしている そしていつもと同じ風の中にある この影だけが少し…

あいつが嫌い

そう「あいつが嫌い」はぼくの 人生の中の一つであって決して 「あいつが嫌い」の中にぼくの 人生があるわけではないのです。 気になるあいつの嫌味な仕草も 実は気にしてない人生なのです。

すったもんだ紀行

旅先ですったもんだありまして ヤツと仲たがいをいたしまして どうでもいい存在になりました。 この先どうなるか判りませんが 今のところはうんざりしてます。

ストーブ

四月だというのに寒い一日だった がストーブを着けるほどではない。 なのに火を着けようか着けまいか 朝から晩までずーっと迷っていた。

ある真夜中の話

二月下旬のある真夜中の話だ。 まるで雪女が出てくるような 寂しい風音がして目が覚めた。 枕元に何かがいるように感じ その気配に怯えたり怖れたり 更に現実の不安まで加わって なかなか眠ることが出来ない。 眠れないが疲れに変った時だ。 耳元にか細い玄…

だれが一番か

だれが一番かを当てる ゲームをやっているが、 今回からルールが変り だれが出場するのかが わからなくなっている。 その上でだれが一番か 当てなければならない。

中一時代

真っ白白な画用紙一面に 青い絵の具を塗りたくり 他には何にも描かないで 提出していた美術の時間 病弱な友だちに付合って 運動場の隅っこに座って 数ヶ月の間談笑しながら 見学していた体育の時間 授業中の小さな落書きが なんと往復ビンタ二十発 日曜大工…

小さな風

長く勤めた本社社屋の二階に 人の立ち寄らない部屋がある。 定年を控えたある日、ぼくは 少し錆びついた鍵を持ち出し 誰もいないのを確認してから その部屋の中に入っていった。 部屋には古い木造の机があり 机の上には使われなくなった 一台の謄写版が置い…

夜勤虫

まもなく夜になるというので この春夜勤になった虫たちが 初めての出勤をしてきまして ジーゴジーゴを始めています。 さあ今年のお仕事の開始です。

君がぼくの影を踏んでいるから 痛くて痛くてたまりませんです お願いですから、後生ですから そろそろ踏むのをやめて下さい 痛くて痛くてたまりませんです

この日の春

緩やかな風に乗った妖精たちが キララキララと笑っているので この日の春はかがやいています

四月のある日

気がつけば街に燕が飛んでいる。 すでに桜の花は散り終っている。 そろそろストーブを終わないと、 ついでにコタツも片付けないと、 気持が春になってくれないんだ。

タイムマシン

やり残したことをやるんだと思い ぼくはタイムマシンに乗り込んだ。 ところがその時間に戻ってみると 何をやり残したのかがわからない。 何をしに来たのかも覚えていない。

腰痛

ここが腰痛に効くツボですよ これが腰痛に効く運動ですよ あれこれやったが長続きせず。

春がヘラヘラ

春がヘラヘラ笑っているから 今年は落ち度を見つけようと 素速くメモを取ろうと試みる。 だけど春はいつもと変らずに ヘラヘラヘラヘラ笑っていて 一分のスキも見せてくれない。