2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧
1,「見えるんですか?」 スマホを触っていると、同世代と思しき方が近づいてきて、 「えっ、見えるんですか?」 とおっしゃる。 『この人、何を言ってるんだろう?』 と思っていると、 「いや、メガネもかけずに、スマホを見ているもんだから、つい」 どう…
2002年3月30日の日記です。 春休みになると、野球のほか、もう一つ遊びがあった。『ダンチン(ビー玉とかランチンと呼ぶ地域もあった)』だ。 これは野球ほど人数がいらなかったので、小数人が集まれば、ダンチンをやっていた。これも野球と同じく、前の広場が…
2002年3月30日の日記です。 春休みならではの関心事があった。ちょうど今頃の新聞に載る、公務員の人事異動である。 別に、お役所関係の異動はどうでもよかった。ぼくが関心を持っていたのは、教職員の異動である。 毎年新聞を広げては、目を凝らして人事異…
2002年3月30日の日記です。 小学生の頃、ぼくの住む地域は、春休みから夏休みにかけて野球をやっていた。 前の広場に誰かがバットとボールを持ってくると、自然に人が集まってくる。そこで適当にチーム分けし、試合が始まるのだ。 広場が狭かったため、いつ…
2002年3月29日の日記です。 1, ここ何週間か、休みの日には必ず雨が降る。それも晴れ間のひとかけらもないのである。休みの前後の日は必ず晴れているのに。 これはどうしたことだろう? ぼくは決して『雨男』ではない。要所要所では必ず晴れているから、ど…
2001年3月29日の日記です。 今日、H社の洗濯機の注意書きを見ていて笑ってしまった。 「運転中の洗濯機の下に手足などを入れないで下さい」 と書いてあったのだ。 運搬中ならともかく、運転中である。 洗濯機が回っているのを見て、 「おっ、洗濯機が運転中…
2001年4月9日の日記です。 ここ2,3年、この季節になるとよくラジオでかかる歌がある。矢野顕子の「春咲小紅」である。もはや春の定番となったようだ。 ぼくが学生の頃、春の定番といえば、シャドウズの「春がいっぱい」だった。FM,AM問わずよくかか…
2002年5月1日の日記です。 以前いた会社で、ぼくはCDやLDといったソフト類を扱っていた。 そこではメンバーズカードを発行していたのだが、それはメンバーズカードに買った日付と金額を書き入れて、何ポイントか貯まると、その5パーセント分のCDがもら…
2002年4月22日の日記です。 1, 前の店にいた頃のことだ。 ぼくの部門は2階にあった。そこには1階から上がってくるエスカレーターがあったのだが、そこを子供たちが駆け下りるのだ。 ほとんど毎日のことだった。おそらく、親は下で買い物をしているのだろ…
2002年4月11日の日記です。 ぼくは昔から、人前で自分の名前を呼ばれるのが嫌いである。特にフルネームで呼ばれることが嫌である。 たとえば、銀行に行くと、苗字を呼んでから、追い討ちをかけるようにフルネームを呼ぶ。 「しろげ様、しろげしんた様」とい…
2002年3月21日の日記です。 『道の達人』と、ぼくが名づけている人たちがいる。例えば歩道で、例えば店の通路で、その人たちは活躍している。 何の達人なのかというと、彼らは、後ろを歩いている人から抜かされない達人なのだ。 別に早歩きをしているわけで…
2002年3月26日の日記です。 1, ぼくが東京にいた頃のこと、友人と新宿の地下街を歩いていた。 新宿駅に近くまで来たときだった。突然、その友人が「あ、今日はいるなあ」と言った。 「え、何が?」 「有名人」 「有名人?」 「ほら近づいてきた」 頭を抱え…
2003年3月27日の日記です。 以前、駅前に汚い身なりの乞食が座っていた。ムシロを敷き、その上でずっと土下座をしていた。 彼の前には、空き缶が置いてあり、そこには小銭が入っていた。昔のドラマやマンガなどで描かれていた、乞食スタイルそのものだった。…
1, このところ、ブログに過去の日記ばかり載せているが、別にネタに詰まっているわけではない。 前にも書いたが、現在、文章の勉強をしている。その一貫として、やたら文字数が多い昔の記事を、読みやすく、わかりやすいものに書き換えていっているのだ。 …
2002年3月18日の日記です。 ぼくは今、2匹の妖怪に取り憑かれて困っている。それは、『妖怪ねぶそく』と『妖怪はらまわり』である。この妖怪がいなければ、ぼくはどんなに健康的な生活を送っていることだろう。最近日記の更新が遅いのも、おなかの脂肪が気…
2001月3月16日の日記です。 今日何気なくテレビを見ていたら、介護の番組をやっていた。(教育テレビだった) 父親が娘の介護を受ける設定のショートドラマで、「困った、こんなときどうすればいい」という時に、先生のワンポイントレッスンが入る。という5…
2002年3月15日の日記です。 1, いろいろな方言が、店の中で飛び交う季節がやって来た。 店の近くには、大学が二つ、短大が二つ、専門学校が一つある。それに加えて多くの企業があるのだが、そういったところの新入生や新入社員や転勤族が、店に買い物に来て…
2002年3月13日の日記です。 もうすぐ彼岸である。おそらく来週の公休は、墓参りで潰れるだろう。 墓参りといっても、うちにはお墓がないので、寺の納骨堂に行っている。場所は市外で、車で20分ほどいった所にある。 以前は市内の繁華街にあるお寺に納骨し…
2002年3月13日の日記です。 集中治療室は2階のナースステーションの横にあり、そこに置いてあるベッドで、十年前と同じように点滴を受けることになった。点滴は腕や腰が痛くなるのでイヤだったが、それを断ると病院を追い出されてしまう。 『まあ、今回はの…
2002年3月4日の日記です。 5年くらい前、友人や親族を乗せ、日帰りで北九州~阿蘇~黒川温泉~日田~北九州という、ちょっときついドライブをした。 昼前に北九州を出て、昼間は阿蘇で遊び、やまなみハイウエイ経由で黒川温泉に向かった。黒川着は夕方、こ…
2002年3月3日の日記です。 小児科で紹介してもらった病院は、そこから車で5分ほど離れた場所にあった。 病院に入ると、ぼくはボーっとしたまま診察台に横たわった。そして、生まれて初めての点滴を受けた。点滴は気持ちよく、体がだんだん温まってくるよう…
2002年3月2日の日記です。 ぼくは過去に二度入院したことがある。どちらも原因は、嘔吐と下痢だった。 一度目は十数年前の夏だった。 その日、ぼくは会社の仲のいい連中と、福岡の「海ノ中道海浜公園」に遊びに行った。 朝、迎えに来た友人の車に乗り込んだ…
2002年3月6日の日記です。 今日は啓蟄である。昨年も似たようなことを書いたが、今日からまた半年以上の日々をさまざまな昆虫たちと過ごさなければならない。 今年ぼくが目標としているのは、「アリの撲滅」である。 春から夏にかけて、いつも台所はアリに占…
2002年3月11日の日記です。 うちのパートさんから、面白い話を聞いた。 その方の娘さんは中学1年生なのだが、同じクラスにすごい男子がいるという。 先日、英語のテストで、 「次の文を過去形にしなさい。 I go to Tokyo.」 という問題が出た。 何のことは…
2003年3月7日の日記です。 その夜、食事が終わってから、大阪を案内してもらった。大阪の地理がまったくわからないので、どこを歩いているのかわからない。しばらく行くと、そこに有名な風景があった。 グリコの看板。テレビや映画で見たことはあるが、実際…
2003年3月6日の日記です。 その会社に入社して10年近くがたっていた。 当時ぼくは毎月一回、広島に会議に行っていた。会議といっても数字の詰めなどといったハードなものではなく、主に次月の新製品の確認や、それを売るための販促計画などを練っていた。 …
2003年3月5日の日記です。 翌朝7時半に旅館を出、平和記念公園の中を足早に歩きながら仕事場に向かった。 会議の始まる10分に店に着いた。もう他の人は揃っていた。 ぼくが来たのを確認してから、「じゃあ、行こうか」と主任は言った。 『行こう?ここで…
2003年3月4日の日記です。 広島に着いたのは、昼前だった。 「八丁堀の次に紙屋町という電停があるから、そこで降りたらいい。そごうがあってその横に広島球場があるからすぐにわかるよ」 上司から言われたとおりに、駅から路面電車に乗った。 しばらくして…
2003年3月3日の日記です。 前の会社にいた頃、ぼくはよく出張に行っていた。たまには東京や大阪という遠方に行くこともあったが、主に行ったのは近場の広島や博多だった。 その広島に初めて行ったのは、入社してからわずか7日後のことだった。 上司から呼ば…
2001年1月24日 うちの職場の女性が、「私が出た小学校が廃校になる」といって嘆いていた。 その学校の名前が面白い。 「魚目(うおのめ)小学校」というらしい。 彼女が通った中学も、同じく魚目だったという。 なんとも痛い9年間だったようだ。 2001年1月2…