2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧
昨年の8月から朝飯抜きを始めて、10キロ以上体重を落とした。そのおかげで、血圧が下がったり、尿酸値が下がったりした。健康のためには、それでよかったのだが、体全体に張りがなくなり、みすぼらしく見えるようになった。 それを見て、他人から頻繁に「病…
朝から風呂に入っている。ふだん立ちっぱなしの仕事をやっているので、休みの日の朝風呂は、身体も休まるし、のんびりしていいものだ。 さて、この後どうしよう?いつもの休みの日のように、近郊にある貯水池に歩きに行きたいのだが、今日はあいにくの雨だ。…
『いま』 いま、いやな時が続いています。 早くここから抜け出したいのです。 時の続く限り少しの夢が欲しいのですが、 時は冷たく過ぎ去っていきます。 いま、いやな雨が降り続いています。 もう傘には穴が開いているのです ちょっとだけ傘を直す時が欲しい…
1, 午後8時ごろだったか、まだ薄っすらと明るさの残る夕闇の中に、金星が輝いていた。ぼくは、小学校の時から理科が不得意だったせいで、星や星座の名前を満足に憶えていない。ということなので、この金星は、もしかしたら火星なのかもしれない。 星と言え…
伯父は会社を退職した後、大好きな釣りと読書三昧の余生を送った。 その頃にはすでに共産党からは脱退していて、選挙のたびに立候補する共産党員を見ては、「あんな奴は、本物の共産主義者じゃない」と言ってけなしていた。 もはやその頃には、伯父の家には…
知り合いに共産党かぶれの人間がいる。その人、二言目には「おまえは『しんぶん赤旗』を読まんから、世情に疎いやろう」と言う。 別に『しんぶん赤旗』など読まなくても、世情に詳しい人はたくさんいるし、『しんぶん赤旗』を読んでいる人すべてが世情に詳し…
昨日の「秘密のケンミンSHOW」の中で、シロヤ(福岡県北九州市)のサニーパンを紹介していた。 シロヤのパン、ぼくは小学生の頃から食べているので、かれこれ60年近くの付き合いになる。 小学生の頃に食べていたのは、主に食パンで、母がサンドイッチにし…
そこで目を付けたのが、算数だった。数学は方程式を覚えなければ解けない。そこに必要なものは、記憶力である。 一方算数は、方程式を使わずに解かなければならない。そこに必要なものは思考力だ。 つまり、一つの問題を解くには、記憶力を使う方法と、思考…
40代に入った頃の話です。 ある日、冷蔵庫にジュースを取りに行こうと思い、部屋を出た。台所に入った時、時計の音が鳴った。その瞬間、ぼくは台所に立ちすくんでしまった。 「さて、何をしに来たんだろう?」 いくら考えても思い出せないので、しかたなく…
このところ、ずっと過去日記を掲載しているが、これらは過去の日記を、ただコピペしているのではない。一応、いろいろと手直ししているのだ。その中には、ほとんど新しい日記になったものもある。 例えば、先日掲載した日記『K商店社長』は、手直しするのに…
1, 「君を愛してる」と言いかけた時 いつも同じように、終わる君の夢 言い出せなかった、大きな悔いが いつまでも残る。あの若い日は、 先へと進まない いつもいつも、途切れた映画のように 後味悪い、夢のいたずら 30代前半に作った自作曲『夢のいたず…
念を送り始めて10分ほど経った頃だった。突然子犬の体が、電気が走ったようにピクッと動いたのだ。 「もしかしたら…」 そう思ってぼくは、さらに強い念を送った。 「立ち上がれ、立ち上がれ」 すると子犬の体は、微かだが動き出した。さらに続けていると、…
ぼくが小学6年生の頃、親戚の家に、立つことが出来ずに寝たきりになっている子犬がいた。 その子犬は先天的に立てないのではなかった。ある事件以来立てなくなったのだ。 その事件とは、その母犬と兄弟犬が犬さらい(保健所?)に連れて行かれたことだ。そ…
1, ぼくは、人から「文章を書け」と言われて書くのが苦手だ。 こういう自主的な日記は、何とか書くことが出来るのだが、会社に提出する日報や週報またレポートなどの文章は、まったく書くことが出来ない。 若い頃、会社にレポートを提出するたびに、「お前…
5月14日(2005年)の日記で、「K商店の社長が死んだ」という噂が広まったということを書いたが、今日 (2005年5月17日)、その社長がやって来た。 もし、日記を読んでいたらバツが悪い。そこで、こちらから声をかけて様子を見てみた。 「あ、社長、こんにちは…
翌日のこと。 「ねえ、しんた君、K商店と取り引きあったよねえ」と店長が聞いてきた。 「ええ、ありますよ」とぼくは答えた。 「社長、どこか体の具合が悪かったんかねえ?」 「え?知りませんよ」 「そうか、知らんのか。いや、実はねえ、他の店の人からか…
話は2週間ほど前にさかのぼる。 5月1日のこと。 取引先のK商店から商品が入荷した。K商店は一族でやっている企業で、配達もその一族でやっている。 その日商品を持ってきたのは、社長の奥さんだった。 「こんにちはー。お世話になっています」 「あ、こ…
2, 古い神社というのは、例外なく 「ある法則に基づいて建てられている」 ということを、本で読んだことがある。 その法則とはどんなものかというと、地形の高い所(山や丘陵だけでなく、森の一番高い木のこともある)と高い所を結ぶ線上にあるということ…
1, 第二次世界大戦後、進駐軍が羽田空港拡張のため、そこにあった神社を移転させようとした。 ところが、ご神体は無事移転できたのだが、鳥居だけはできなかった。鳥居を動かそうとすると、なぜか事故が起きるのだ。そのため、鳥居だけはそこに残すことに…
福岡地区で、テレビドラマ『あかんたれ』(再放送)をやっていた頃の話です。 「何だすて!?」 最近はまっている『あかんたれ』で、お決まりのように出てくる大阪弁のセリフである。意味は説明するまでもなく「何ですって!?」だ。 ぼくはこの言葉を、えらく…
最近、ぼくが気になっているのが、ほうれい線だ。これまでマスクをしていたから、まったく気にしてなかったのだが、よくよく鏡で見てみると、かなり目立ってきている。きっと痩せたせいで、線が濃くなっているのだろう。 そういう折、「あさイチ(NHK)」…
高校1年時の夏休み以外にも、ぼくはショックを受けたことがある。それは、再び「おじちゃん」と呼ばれたことではない。もっと上を行っていたのだ。 5年ほど前だったろうか。仕事中にそれは起こった。 いつものように、ぼくは仕事中に暇をもてあましてテレ…
戸籍上でぼくを「おじちゃん」と呼べる立場にある甥や姪が、ぼくのことを何と呼んでいるかというと、「しんにいちゃん」である。 二年前、うちに遊びに来た大学生の姪を連れて、近くの居酒屋に飲みに行ったことがある。 その時、たまたまその店に飲みに来て…
「おじちゃん」 その言葉が初めてぼくに対して使われたのは、高校1年の夏休みだった。ちょうど横須賀の叔父の家に遊びに行っていた時のことだ。 当時叔父の家には風呂がなかった。そのため、叔父の家に滞在中は毎日銭湯に通っていた。そういうある日のこと…
2005年5月7日の日記です。 仕事中、店内(職場)の通路に立っていると、ぼくの目の前を、ローラーシューズを履いた、わりと背の高い女子小学生が、行ったり来たりしている。けっこうスピードを出して滑っているので危ないと思い、注意しようとしたら、どこか…
1, 毎週金曜日は、ぼくの法定休日だ。会社の話では、ぼくは必ず金曜日に休まないとならないのだそうだ。以前勤めていた会社では、「〇曜日は法定休日だから、必ず休め」などと言われたことはない。 変な有給休暇の取り方(新たな有給休暇から先に消化させ…
2005年5月12日の日記です。 午前中、お客さんから、 「さっきテレビのリモコンを買った者だが、おたくは不良品を売りつけるんか!」と怒鳴って電話がかかってきた。 電話に出たぼくは、一応わびを入れたあと、 「電池は新しいのをお使いでしょうか?」とか「…
「眠れない夜」というヤツが 布団の中のぼくを見ている。 ぼくの神経はそれに呼応している。 ヤツはずっとぼくを見ている。 ぼくの神経もずっと呼応している。 時にぼくが思い出したくない過去や 出来れば触れたくない現実や なるべく避けて通りたい未来を …
数日前の夜のことです。 幹線が若干混んでいたので、脇道にそれたのですが、しばらく走っていると、ぼくの車の前を何かが走っているのが見えたのです。 最初はネコかと思ったのですが、ネコのようなササッとした軽い走り方ではなくて、何かドテドテとした重…
一昨日、夜の8時半頃だった。マンションの理事長から、 「今日はお出かけなんですか?」 という電話が入った。 「今日は夫婦とも出勤で、自分は仕事が終わり、今嫁さんを迎えに来ているところです」 「そうですか、困ったなあ」 「また、うちから大音響が聞…