吹く風

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

もし愛することが終わったら

もし愛することが終わったら ぼくはタバコを吹かして きみは目を閉じて 背中合わせにすわるだろう 甘く切ない思いが 二人の心の中ひとつひとつに 訪れては消えていくだろう それぞれの時間の中で あまりに殺伐とした世界が 何もかも確実にしらけさせて 始終…

夏の終わり

今日で夏も終わり。 昨日も言ったように、今年の夏にはうんざりした。 ただ暑いだけで、まったく風情というものを感じなかったのだ。 こういうことは生涯二度目である。 一度目は、今から27年前、昭和55年(1980年)の夏だった。 その年は今年と全く…

命日

いつの頃だかは忘れた。 憶えていることといえば、 十円玉の裏側と、 奇妙な夢と、 洗濯石けんのにおいだけだ。 親父の死はもっと後のことだ。 それからのことは漠然とではなく、 歳を追って憶えている。 どうやらぼくの人生は、 親父の死から始まったものら…

風が気持ちいい

ここ2,3日、雨が降ったおかげで、だいぶ涼しくなった。 夏が終わるのは嫌なので、本来ならこういうことは書かない。 そういうぼくが、こんなことを書くくらいだから、今年の暑さにはほとほとうんざりしているのだ。 昼間はまったくクーラーを入れないし、…

心の中を

いつもいつも考えることは 暮らしのことばかり 日々が通り抜けていく 風は吹く、心の中を いつもいつも同じことの 繰り返しばかり 日々が色褪せていく 時は行く、心の中を ただ夢だけが 駆け抜けていくのを 遠く眺めてるような毎日 風は吹く、心の中を ああ…

三本線ジャージ

日曜日、嫁ブーの実家の夕食に呼ばれた。 行ってみると例の干物の姪がいた。 すでに食事は始まっていて、姪はポイポイと口の中におかずを放り込んでいた。 姪と会うのは4月以来だ。 あの頃は長袖を着ていたせいで、そこまで太っては見えなかったのだが、今…

君が目の前を歩いていく

君が目の前を歩いていく。 君が目の前を歩いていく。 いくぶんうつむきかげんで、 君が目の前を歩いていく。 あなたとはその程度の関係だったのよと、 君が目の前を歩いていく。 君が目の前を歩いていく。 何の意味もなく歩いていく。 思わせぶりをする様子…

飲みごと

土曜日、笑笑で飲みごとがあった。 この店に行くのは初めてだったのだが、店の雰囲気も悪くなかったし、食べ物もまあまあだった。 何よりもよかったのは酒類で、飲み放題のビールは、ぼくの好きな一番搾りだった。 さらによかったのが酎ライムで、これがおい…

占いの本

細かく細かく調べては 大胆に大胆に判断を下す。 あまりしつこくやっていると、 自分がわからなくなってくる。 悪けりゃ良くなるまで繰り返す。 何度やっても答が出ない、 わがままな自分を助長する、 独りよがりの本だ。

尊敬する人

24日の日記に、中学生の頃に尊敬していたのは東郷平八郎で、部屋の壁に日の丸を貼りつけ、その横に東郷元帥の写真を額に入れて、いつも拝んでいたと書いた。 で、高校に入ってから、その日の丸や額が、吉田拓郎やボブ・ディランのポスターに替わったわけだ…

大人

こんなに簡単な言葉が出てこない。 こんなに簡単な世間が理解できない。 大人というこだわりが、 すべてを難しくしまっているのだ。 脱いでしまおう。 こんな汚れまくった服は、 今夜限りで脱いでしまおう。 言葉なんて簡単なものだ。 世間なんて簡単なもの…

昨日宮若市を通過している時にふと思ったのだが、夏というと小学生の頃、それも夏休みの思い出が圧倒的に多い。 もちろん中学や高校の頃にも夏休みはあったのだが、さほど思い出は残っていない。 何でそういうことを思ったのかというと、ぼくは小学3年生の…

いつも心は罪を求める。 それが大したことであってもなくても、 不思議と心は悪人であろうとする。 ところが悪人となってから、 なぜか心は言い訳をするようになる。 時期が悪かっただの、 あいつが悪かっただのと。 つまりは善人でありたいんだ。 心なんて…

ミンミンゼミ2

いつものようにオナカ君とチャンポンを食べに行った。 今日は直方市のドライブインで食べた。 その帰り、飯塚から宮若を経由して帰ったのだが、そこで意外な音を聞いた。 ミンミンゼミの声である。 前にも書いたが、もうこのへんには生息していないと思って…

親友

いつの頃からだっただろうか、 君と遊び始めたのは。 時々けんかもしたけど、 ぼくらは仲のいい友だちだった。 小学校でのいたずらも、 廊下に立たされた時も、 いつもぼくらはいっしょだった。 奇妙なノリの中で ぼくらはつき合っていた。 奇妙なノリの中で…

ポスターのことなど

ぼくが中学生の頃に尊敬していたのは、東郷平八郎だった。 部屋の壁に日の丸を貼りつけ、その横に東郷元帥の写真を額に入れて、いつも拝んでいたものだ。 しかし、それも中学時代までで、高校に入り音楽を始めてからは、日の丸も東郷元帥も外してしまい、代…

悲しい夜

悲しい夜だ。 何もかもが空回りしているようで、 すべてのことに見放されているようで、 悲しくてしかたない。 とくに死についてが敏感で、 おれが死んだ時の 女房の顔なんか思い浮かべて、 涙なんか流している。 目に触れるもの、 聞こえてくる音、 心に浮…

生年月日を入れる

ネットでいろいろな会員の登録をしているが、その都度悲しく思うことがある。 それは生年月日の欄だ。 今は直接書き入れるヤツよりも、プルダウンで選ばせるのが多くなっている。 それはいいのだが、そこをクリックした時に、最初に出てくるのがいつも197…

千年の恋人

今日という日は 神様が 君の人生にかかわることを 許してくれた 尊い一日だ。 幾重にも絡みつく 重い重い鎖を 解き放ってくれた 尊い一日だ。 千年の恋人という 悠久の命題を ぼくに課した 尊い、尊い一日だ。

白鷺

いつもウォーキングしている時に、こいつだけは撮っておきたいと思う被写体が二つある。 その一つが時々見かけるこの鳥だ。 ぼくが見かけた時、いつもこの鳥は川の中の魚を狙っている。 猫と同じように、ジッと構えているのだ。 隙あらば魚を拾い上げるのだ…

サブノート

いつの頃からか、 ぼくにはサブノートが必要になっている。 あまりに無鉄砲だった日々を 反省してのことなのか、 他に理由があったのか、 そこのところははっきりしない。 ただ、サブノートを必要としだしてからは、 あまり失敗をしなくなったような気がする…

車の故障2

昨日に引き続き、今日も修理屋さんが来てくれた。 ぼくの車はけっこう大きいので、昨日つけた中古のバッテリーでは充分ではないらしい。 で、車に合ったバッテリーと取り替えたのだ。 取り替えたあとに、9月に予定している車検の話をしていたのだが、その時…

思い込み

何てことはなかったんだ。 気がつけば君の姿を追っている―、 そんな毎日を送っていただけで、 特別な出来事なんてひとつもなかったんだ。 想い出だってそんなものだ。 あの事も、あの事も、 大した意味はなかったんだ。 そうなんだ。 時間とともに強くなっていっ…

車の故障

夜、嫁ブーを迎えに行き、その帰りに家の近くのコンビニに寄った。 そこでいつものようにアイスクリームを買って、車に乗り込んでエンジンをかけた。 ところがである。 普段なら「ブルルルン、ガーガー」と若干荒れ気味の音を立てながらかかるエンジンが、な…

最近は星がよく見える。 物心ついた頃から、 あまり星を見た記憶がないのだが、 最近はやたらと星に目が行く。 空がきれいになったのも確かだが、 どうやら、 星を気にする歳になったらしい。 本当に星がよく見える。

最近は星がよく見える。 物心ついた頃から、 あまり星を見た記憶がないのだが、 最近はやたらと星に目が行く。 空がきれいになったのも確かだが、 どうやら、 星を気にする歳になったらしい。 本当に星がよく見える。

アイス食べ過ぎ

一昨日2個、昨日2個、今日3個。 これは何の数かというと、一日に食べたアイスクリームの数である。 いちおうコンビニのアイスクリームのコーナーで買ったから、アイスクリームということにしているが、厳密に言えばかき氷だ。 普通のアイスだと体が冷えて…

猛暑

南無妙法蓮華経 南無阿弥陀仏 南無釈迦牟尼佛 南無観世音菩薩、 南無、南無、南無… なんでもいいや 心頭滅却 仏している

花火

この夏、まだ花火を見ていなかった。 7月に行われる洞海湾の花火大会は、黒崎祇園に行っていたので見ることが出来なかった。 「わっしょい百万夏まつり」の最終日に行われる花火大会は、小倉の市役所近辺でやるので、遠すぎて見えない。 門司港でやる海峡花…

猫が鳴いている

猫が鳴いている 猫が鳴いている 今日の区切りを告げた寂しさか 届かぬ恋のいらだちか 実らぬ夢のむなしさか 彼らの一日は夜始まる 彼らの一日は夜始まる