影枕 何をしても情けない日々と うだる夏の暑さで 狂ったような体が 汗をしぼり出す 昼寝をするにしても 涼む所はなく たまに吹き来る風に任せて 寝息も荒く 加減のきかぬ影枕 あっちに行ったり こっちに来たり ふう、まだ始まったばかり 毎日毎日体温にも似…
ワシワシ、ワシワシ・・ ワシワシ、ワシワシ・・ 樹木色した小さな体が 今際の声を張り上げて 命一つを主張している ワシワシ、ワシワシ・・ ワシワシ、ワシワシ・・
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