観音示現
今回の入院の件だが、たまたま行ったパン屋の一角に、脳神経外科があったことは、何かの導きだったのだろう。そういえば、最初に痺れた時、無意識に延命十句観音経を唱えていたな。これも霊験だったのかもしれない。 ということは、ほどなく退院できて、何事…
1, 最近あまり書かなくなったが、ぼくは相変わらず神仏を拝んでいる。毎朝神棚に向かって柏手を打ち、毎晩仏壇に手を合わせ、昔ながらの真摯な日本人を演じている。 だが、狙いは御利益だ。そこは現代の日本人だから、見返りがないと動かないというわけだ。…
若い頃すごく落込んでいた時期に 延命十句観音経という経を知った。 その十句経を探求していくうちに 不思議と願いが叶うようになった。 色々な霊験を体験していくうちに 南無観世音がわかるようになった。 南無観世音がわかるようになって 初めて神社の鏡の…
十句経がすごいなと思うことは 例えば「あれをしなければならない。 嫌だ、嫌だ」と思っていたとする。 いろいろ考えるとややこしくなるので 十句経にそのことを任してしまうのだ。 任す。何も考えずただひたすら十句経を 口の中で転がしていく。転がしてい…
「ああ、仕事が見つからん」 七年前、勤めていた会社を辞めてから ぼくはけっこう長い時間個人で いろいろなことをやっていたのだが それがにっちもさっちもいかなくなり しかたなく就職を探している頃のことだ。 すでに五十才を超えていたために そうそう仕…
年を取るといろんなところに老斑なるものが出来てきて、その人を年寄りに変身させていく。 何年か前に右手の甲、人差し指の5㎝ほど下に、その老斑が出来た。 最初は目立たなかったが、徐々に褐色に染まっていき、今に到っている。 しかし、何でまたこんなと…
このブログで、よく延命十句観音経に救われた話などを書いているが、別にぼくはいつもこのお経を唱えているわけではない。 確かにそうすれば心に執着がなくなったり、他人を許したり、いろいろといいことが起きるのだろう。 だが元来移り気な性格だから、「…
朝方、例のごとく近くの神社に行ったのだが、その時ふと、観音様に呼ばれているような気がした。 そういえば今日は17日、長谷寺のご本尊、国宝十一面観音ご開帳の日だ。 明日もご開帳はあるのだが、今日は嫁ブーも休みだから、行くなら今日のほうが都合が…
5日の日記に『雲雷鼓掣電 降雹ジュ大雨 念彼観音力 応時得消散』という経文のことを書いたが、忘れていたことがある。 それは、訳を書いてなかったということだ。 ということで、訳を書いておく。 「暗雲は地を覆い、雷音は地を震わす。 大雹は地を叩き、豪…
法句経(法華経ではない)というお経がある。 上座部仏教の経典で、仏教の論語のようなものである。 東京にいた頃、仏教書を読んでみたいと思い、古書街を探し回って見つけたのが、その『法句経(友松圓諦師訳)』だった。 このお経、例えば般若心経のように…
前にも書いたことがあるが、かつて極度の鬱状態に陥ったことがある。 いろいろ手を尽くしたがなかなかその状態から抜け出すことが出来なかった。 ところが、ある時ひょんなことから『延命十句観音経』というお経を知り、結局そのお経に救われることになる。 …
今日、ふとしたことがもとで、長谷観音に行った。 長谷観音と言っても、別に鎌倉や奈良に行ったわけではない。 北九州市に隣接する鞍手町にあるのだ。 鞍手町というと、この間この日記でお知らせした貴黄卵生産直売農場と同じ町だが、長谷観音はそこからさら…
ということは、武道の極意もこのお経の中にあるのだろう。 そしてその極意中の極意が『応無所住而生其心』ということになるのだろうが、この言葉、言うにやさしいが、実践となると実に難しい。 武道を極めていないぼくには、到底届かない境地である。 が、せ…
十数年前、ぼくが仏教書を読んでいた頃、一つだけ気になるお経があった。 『金剛経』というお経である。 般若心経や観音経に比べると、知名度のずっと低いお経なのだが、このお経がなぜかマンガに載っていたりする。 「山、山にあらず、これを山という。わか…
何年かかけて、ようやく答を得た。 『念彼観音力』は、やはりこの呼吸だった。 多くの書物や自らの体験が、それを証明してくれた。 悩みに流されている時、人は我を忘れているものだ。 ということは、悩みに流されていると気づいた時は、すぐさま我に帰らな…
『我に帰れば、心の中にある地獄は消え去ってしまう。だから、我に帰ろう』 妙法蓮華経観世音普門品第二十五、つまり観音経の要約である。 般若心経に比べて、観音経はだらだらと説教が続いているが、要はこういうことをいろいろな方面から説明しているにす…
ぼくの家に金色の正観音像がある。 掃除をしないので、ほこりまみれになっている。 たまに手を合わせている。 ぼくの信仰は、その程度のものである。 かつて、お経や禅の本を読んだことがあるが、それはあくまでも興味本位で読んでいただけであって、別にそ…
最近、寝不足のせいかどうかは知らないが、霊と波長が合っているようだ。 三日間続けて金縛りにあった。 昔から寝不足になるとよくこういう状態になるのだが、これまでは体が宙に浮くことが多かった。 おそらく幽体離脱をしていたんだろう。 しかし、今回の…