吹く風

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

いい香り

最近嫁さんが いい香りのする洗剤を使っている。 それはそれでいいのだが 時々そのいい香りが 嫌味に変わることがある。 いい香りの成分と人間の汗の成分が うまくと調和せずに アンモニアのような臭いになるのだ。 その洗剤の謳い文句だと いい香りは長時間…

光ジュース

このジュースには飲み方があって 栓を抜いたらすぐに 目を閉じなくてはなりません。 目を閉じないとどうなるのかというと 見えなくていいものまでが 見えてしまうのです。 それがとても危険なわけです。 だから栓を抜いたらすぐに 目を閉じてください。 そう…

はいはい

人間馬鹿なくらいが ちょうどいい なにも知らなければ 心が楽だ 知ってしまうと それが気になる そこから心の苦悩が始まり いやな流れを作ってしまう 知らなきゃ知らないで こしたことはない それでも人間は 何不自由なく生きていける たとえば国の秘密なん…

ポコポコと鳴るお腹

叩くとポコポコと鳴るお腹が 最近の私を形作っていますし。 かつては堅く感じた枕が 柔らかく感じるようになりましたし。 そのおかげで寝つきのいい毎日が 最近の体調の良さを物語っていますし。 朝方どんなに強い雨が降っても 近頃の夢見はすこぶるいいです…

失敗と成功

もし失敗というものがあるのなら 夢の向こうに彼女を置いたのが ぼくの唯一の失敗だったのかもしれない 彼女のことよりも何よりも とにかく自分が信じてきた 夢ばかりを追ってきたのだからだ もし成功というものがあるのなら 夢のこちらに彼女を置かなかった…

風が吹く、

若い頃から温めてきた 思い出がすべて吹き飛ぶくらいの 風が吹く、風が吹く、風が吹く 融通の利かないおっさんたちの 頭の中をえぐるように 風が吹く、風が吹く、風が吹く やつらはいつも蹴躓いているから きっと気にもとめないだろうが ぼくらはそのことに…

まさか梅雨の戻りでは

1, この季節の気まぐれな雲が ぼくのいる海抜1メートル程度の この付近まで降りてきている。 おかげであたりは真っ白になって 稲光に視界を与えてもらっている。 2, おそらくこの空間の何割かは 水分が占めているにちがいない。 ということは、ぼくたち…

トラックの音

遠いバイパスを走っている おそらく大型だろうトラックの音が 暑くない真夏の夜に響き渡る。 明日は晴れるのかそうでないのか そんなことをも忘れさせる衝撃が 寒い寒い真夏の夜に響き渡る。 ここでぼくは自分の意識に逆らって ついつい妻の顔を覗き込んでい…

足の踏み場だけはある部屋

ラジオなんかでいい曲を聴くと すぐにCDを求めたがる癖を直したら もう少しお金が貯まっていたかもしれない。 これまで何度も何十度も そういうことをやってきたから お金は減るしCDは増えるし そのCDも個人の趣味ものばかりだから 売ることも出来ない…

踊り子

変わった雰囲気と 特殊な香りを持った女が 尻を振って踊っている。 人がいても知らん顔して 一人っきりで踊っている。 他に誰もいないかのように 好き勝手な言葉を口に出し 変な笑みを浮かべて踊っている。 人生はもうこれしかないとでも 言っているのか必死…

休み

ここ数日というもの久しぶりに ゆっくり休みが取れたので 嫌な思いをいい所まで払拭できた。 これで来週からは気合いを入れて いやいや気合いを入れなくても いい気分でがんばれると思う。 楽しいこと、嬉しいことが いくつも重なってやって来ると思う。 そ…

すべて大丈夫

何も考えることがない時は 「すべて大丈夫」と 心の中で唱えている。 放っておけば人生を 悪い方に考えてしまう ぼくの性格を案じて 守護神様がそう思えと 夢の中で教えてくれたのだ。 そう思うことでどうなるのか それは教えてくれなかったが、 希望したと…

楽しんでいる

汗をかきながら スマホの操作を 楽しんでいる。 四苦八苦しながら スマホの操作を 楽しんでいる。 時に叩きつけたくなる 衝動を押さえて 楽しんでいる。 蚊に足をさされ 痒くなっているのも忘れて 楽しんでいる。 ドライアイの原因がまた一つ 増えたわいと苦…

夢と風

夢近く輝けば 風遠くささやく 風近くつぶやけば 夢遠く行き去る 夢近く現れば 風遠く交わる 風近く声すれば 夢遠く運び去る 夢近く花咲けば 風遠く讃える 風近く吹けば 夢遠く遠く輝く

意味

昭和を三十年ほど過ごして 今は平成に住んでいる。 特に何も代わり映えはしない。 おそらくは明治だって大正だって こんなものだったに違いない。 ところが世の中ってやつは なぜか意味を持たせたがる。 戦争に敗北したせいで 明治や大正は暗黒になり 昭和の…

ぼくたちは

この家はなぜか風向きがよく 夏はエアコンを入れなくても 少し風が吹くだけで 充分に満足している夫婦なんですよ ぼくたちは ケンカしても 特にどちらが折れることをしなくても 特にどちらが謝るようなことをしなくても すぐに普通に戻れる夫婦なんですよ ぼ…

暑気払い

1, 湘南の海に風が吹く ギターやドラムに彩られ 若い心が揺れている これが日本のロックだと 玄界灘に風が吹く 祇園太鼓に彩られ こぶしに恋が揺れている これが日本の心だと 2, 昨日の風は今日の風 意味充分に吹いている 青空市場は賑わって 夏も盛りと…

そんな朝である

むかし回り道が多くて いろいろと嫌な目を見てきた。 それがよかったんだと思う。 つまりむかしの回り道は 今への近道だったんだろうね。 だから今を楽しく生きていけるんだ。 だから今に感謝できるんだ。 ―そんな朝である。

ツクツクボウシ

アブラゼミやクマゼミの 鳴き声の隙間にある 小さなほころびに ツクツクボウシの 声を見つけた。 これから このほころびが だんだん大きく広がって 今年のセミの合唱隊の フィナーレを飾るのだろう。 だけど今はただ 申し訳なさそうに ツクツク・・と鳴いてい…

自分探し

今、いったいぼくの魂は 何を求めているのだろう。 どこに向かっているのだろう。 そんなことをなぜか知りたくなって 昨夜寝る前にその答を求めるべく 潜在意識に教えてくれと働きかけた。 きっと夢を通じて教えてくれるはずだ。 さっそく潜在意識は答をくれ…

チンチン電車

関門橋が開通した時に、友人と その橋を見に行ったことがある。 この市の西の端から東の端まで 当時走っていたチンチン電車に乗ってだ。 チンチン電車はしょっ中利用していたものの 端から端まで乗るなんて、生まれて初めて― というか、その後はなかったから…

安全地帯

この地帯では毎日毎日 朝早くから夕方遅くまで 空自の練習機が飛んでいる。 そのために 年中やっている道路工事の音も 救急車や消防車のサイレンの音も ダンプカーやオートバイの騒音も 不良学生たちの不吉な笑い声も おばちゃんの好きな韓流ドラマも 子供た…

朝の占い

朝の情報番組で 毎日やっているのが占いだ。 人をマイナス思考に陥れるような そんなコーナーを、毎日毎日 よく見ていられるものだと ぼくは嫁さんを観て思っている。 その日の運が良ければいいのだが もし悪かったりすると、いまだ 物事に執着心のあるぼく…

設定年齢

高校を卒業してから ぼくの設定年齢はずっと17歳だ。 ゆえに思想は若く 地に足のつかない人生を送っている。 無鉄砲に突っ走ったり ストレートに自分を表現したり 実に生意気なことを言ったり 大人的な処世を嫌ったり 年下がおっさんに見えたり 学生をライ…