吹く風

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

腹が減る

運動すると腹が減る 痩せようとすると腹が減る 昼飯ケチると腹が減る 間食すると腹が減る 一口食べると腹が減る 二口食べると腹が減る 食事のあとも腹が減る 風呂に入ると腹が減る トイレの中でも腹が減る テレビを見ても腹が減る 昼寝すると腹が減る 早寝し…

本能であるがゆえ

いつの頃からかは知らないけれど この世というものが現れてからずっと 生き物というものは、何度も何度も 何度も生まれ変わっているせいで ほとんどのことが本能化されている。 恋愛なんかはその最たるもので 誰に教わったわけでもないのに 異性に心惹かれた…

衝動

駅前や公園で歌っている 兄ちゃんたちの ギターや楽器をとりあげて 歌ってみたい衝動に かられることがある。 特に曲にはこだわらないが 恋の歌なんかはうたわない。 出来たらぼくが若い頃 頭を殴りつけられたような 衝撃を受けた歌がいい。 力一杯歌っては…

卒業アルバム

卒業アルバムを開くと、そこに 変なポーズをとっている自分いる。 撮影時、無愛想な顔をしていたぼくを見かねた 写真屋さんが無理矢理ポーズをつけたのだった。 そういういきさつもあり 今でも見たくない写真の一つになっている。 その写真を撮った学校を卒…

まだまだ大丈夫だ

一番辛いと思うのは 言葉が書けない時だ。 一番悲しいと思うのは 歌がうたえない時だ。 仕事がうまくいかないだとか なかなかヤル気にならないだとか それのどこが不幸だというんだ。 言葉を書けるだけでも 歌をうたえるだけでも おれはまだ幸せじゃないか。…

導かれるままに風を追う

邪気なく風を身に受けては 導かれるままに風を追う、 そんな人生を歩んでみたかった。 なぜか、自分に無理を課しては きつい方、きつい方に人生を 追い込んできた気がしてならない。 だから、気がつけばため息を ついているような疲れる日々を 歩んでしまっ…

半袖

すでに半袖で生活している。 仕事でも遊びでもみなそうだ。 たまに冷たい風が吹いても 辛いとは思わない。冷たさが 妙に心地よく感じる。 だけど脚はダメだ。 この冬に三度、風邪をひいたが それ以来太ももを冷やすことに 抵抗を感じている。というか 脚が寒…

愛という名の貸借表

愛という名の貸借表には、 資本がとても大切なのです。 その大小によって愛の資産は 大きく変わってくるものなのです。 お金の話ではありません。 愛情の深さでもありません。 その人の心の豊かさが 愛という名の貸借表の 資本なのです。だから 見た目が悪く…

あなたの運命の人は

卓球が出来なくてもいいじゃないか。 歌が下手でもいいじゃないか。 そういう縛りで彼を作っても うまくいくとは思わない。 もし相手が腰を痛めて 卓球が出来なくなったとしたら あなたは相手に興ざめするだろう。 もし相手の扁桃腺が腫れて 歌がうたえなく…

一学期の部活

午後7時22分 今ぼくは風呂に入っている。 外はまだ明るくて 照明をつけなくても とりあえず本が読める。 本当に日が長くなったものだ。 ところでつい今し方、外から 中学生の声が聞こえてきた。 何人かの声が固まっていたから きっと部活の帰りなのだろう…

不吉な夢

仕事で博多に行ってきた。 特に急いで行くこともなかったので いつもの好奇心とちょっとした冒険心から 今まで通ったことのない道を 利用してみようと思っていた。 ところが朝からえらく霧がかかっている。 その道は山越えルートなので これでは都合が悪い。…

古い歌

ラジオから古い歌が流れている。 例えば40年位前の歌謡曲だとか その頃流行ったGSの歌だとかだ。 番組を制作しているプロデューサーは きっとぼくと同じ世代の人なのだろう。 それほどその時代に生きていた人にしか 出来ないような選曲になっている。 と…

嫁さんと十句経の話

このブログで、よく延命十句観音経に救われた話などを書いているが、別にぼくはいつもこのお経を唱えているわけではない。 確かにそうすれば心に執着がなくなったり、他人を許したり、いろいろといいことが起きるのだろう。 だが元来移り気な性格だから、「…

二十年以上前の愛読書

二十年以上も前に愛読していた ある中国の古典を読み返している。 当時は訳文でしか理解出来なかったのに 今は読み下し文だけで理解することが出来る。 それが何ともうれしい。 しかしそれよりも大きな収穫がある。 あの頃は受け入れることが出来なった内容…

姓名判断

本屋に姓名判断の本があったので 自分の名前を占ってみた。 ぼくの名前を画数で占えば 明るく誰からも好かれるのだそうだ。 ところが名前の読みで占えば ネクラで偏屈な人なのだそうだ。 さて、これをどう捉えたらいいのだろうか。 明るいネクラと捉えたらい…

たまに自信を失う

自分という存在は たった一つの自信から成り立っている。 たった一つが次の自信を生み そのまた一つが次の自信を生む。 こうやって人生を歩んできた。 その一つ一つの自信には 何の繋がりもないのだが 一つの自信をなくしてしまうと すべての自信をなくした…

おかっぱ頭

ぼくの家の西側に 少女のおかっぱ頭のような 小さな丘がある。 昔は大きな丘だったが 周りに住宅が出来たために だんだん削られていき 数年前に今の形になった。 毎年五月の中旬になると そのおかっぱ頭のてっぺんに オレンジ色の夕日が沈んでいく。 ここか…

今年初めての客

夕食を終えて 部屋でくつろいでいると お客さんがやってきた。 おそらく今年初めての お目見えになるだろう。 さっそくぼくは いつものごとく身構えて 片手でサッと彼を握った。 まだまだ寒いのか この時期の彼は弱く 簡単に手に触れて 潰れてしまった。 も…

白髪ジジイ

若い頃から心の重しになっていたのが 白髪頭で、鏡を見るのも嫌だった。 最初の頃こそ切ったり抜いたりしていたが だんだんそれでは追いつかなくなった。 そこで健康雑誌を読みあさり シャンプーを変えてみたり アロエを頭皮に塗ってみたり 粗塩で髪を洗って…

長編の夢

戦国の世の話である。 甲冑に身を固めた 汗臭そうな武士たちに混じって 一人のタイツ姿の外国人がいる。 外国人であるがゆえに もちろんセリフはないのだが 長篠だとか、本能寺だとか なぜか重要な場面になると いつも颯爽とタイツ男が登場する。 その当時、…

独演会

かれこれ一時間にもなるだろうか 家の前の公園で、一羽の野鳥が 声を張り上げて鳴いている。 まだ鳴き慣れていないのか そのつど抑揚は変わるし 出だしの音階は微妙に違っている。 何小節かを一気に歌い上げては ブレスして、ブレスして、ブレスして また何…

もう一人の自分

自分の心をどこまでも掘り下げていけば 別の人間にたどり着くのではないか と常々ぼくは思っている。 時々こういう夢を見ることがある。 現実とはまったく違った環境の中で 生活している夢だ。 なぜかその内容がえらく現実味を帯びていて そこでの生活が自然…

夏日

この時期、半袖を着ていると なぜか珍しがられる職場に ぼくはいる。 「えっ、もう半袖ですか?」 「寒くないんですか?」 ここ最近昼間の気温は25℃を超えて 車の中はおそらく50℃を超えている。 そういう質問を受けるたびに ぼくはいつもこう流している。 「…

Gさんへ

話を聞いていて思ったんだけど とにかくあなたは、大人がすることや 考えることに、何でも反対していたのですね。 そしてそれを革命だと思っていたのですね。 そういえば解放という言葉も使っていますよね。 いったいあの時のあなたは 何に縛られていたので…

酒癖の悪い男

以前勤めていた会社に、えらく酒癖の悪い男がいた。 普段は腰が低く、年上のぼくに対して、決してタメ口を利くような人間ではなかった。 ところが一滴でも酒を口に入れると、この男はダメだった。 つい五分前まで腰低く敬語を使っていた人が、突然意味もなく…

少イメージ

4月41日の怪 ブタの尻に風が吹く 現状には雨が降る 研ぎ澄まされた耳元に 天の声が響いてくる 愛は充分に機能して 立ち上る雲には 蔦が絡まりついている フラットな乾杯 いらだつ風の尾っぽたち ハリウッドスターの 後ろで笑う武将秀吉 4月41日の怪 あ…

古い記事を読んで

古い記事を読んでいて思ったのだが、書き直しが必要な文章が多々見受けられる。 おそらく居眠り半分で書いていたからだろう。 しかし、これを調べて書き直すとなると、かなりの労力を費やしてしまう。 仕事から帰って、今日の記事を書いて、それから以前の記…

もう髪が伸びてきた

そろそろ床屋に行かなければならない。 鏡を見ると、もう髪が伸びているのだ。 この間床屋に行ったのは、さて いつだったろうかと、二ヶ月ほど前の 床屋の記憶をたどってみるが なかなかその記憶が蘇らない。 それもそのはずで、前回床屋に行ってから まだ一…

昨日の書き残しから

朝から頭がガンガンしている。 ガンガンしすぎて目が痛かった。 そうなると外に出るのが億劫になり 今日の休みは一日家の中で寝ていた。 やはりゴールデンウィークに 休みなんかとるとロクなことはない。 実は昨日の夜から調子が悪く 何にあたったのかは知ら…

最近読んでいる本

なぜか古典に惹かれて、現在『徒然草』を読んでいる。 言うまでもなく、古典の基礎中の基礎である。 学生時代、まともに勉強していたら、この程度の古典は原文でスラスラ読めるはずなのだが、まともでなかったぼくには、それができない。 とはいえ、訳本だと…