2009-01-01から1年間の記事一覧
来年の一月は 湯布院あたりで体を癒したい。 来年の二月までに 今の仕事を終わらせたい。 来年の三月には 新しい事業を起ち上げたい。 来年の四月までに 事業を軌道に乗せたい。 来年の五月までに 新しい車を買いたい。 来年の六月までに 腹回りを何とかした…
数ヶ月前から、 ぼくは9時52分に会社に着くようになった。 平均するとだいたいその時間になるというのではなく、 必ずその時間に着くのだ。 そうなったのは、 9時52分に車を降りる自分を 通勤前にイメージしだしてからだ。 時間をイメージすることがなかった…
数日前から何か変だ。 心に何かが引っかっている。 それが何であるかがわからない。 別段大したことでもないのだが、 これだけは忘れてはならない、 という意識だけはある。 それでイライラしている。 さて何だろう? 昼間のこと、 ラジオを聴いていると、 …
だんだん見えてきたでしょう。 甘い言葉に騙されて、 要らぬ負債を負わされて、 そこではクーリングオフなんて、 絶対出来やしないんだから。 のんびり寝てればよかった人も、 高いツケを払わされ、 そのうちお尻に火がついて、 気がつきゃ仕事にかり出され…
今はほとんど乗らなくなったが、 昔はよく自転車を利用していた。 通勤時に渋滞している車を横目に スイスイと走る自転車は心地よかった。 その頃の自転車は歩道を走るのが普通だったが、 道がすいている帰りには車道に出ることもあった。 もちろん車線に入…
歯医者の扉を開けた時のニオイと 足の親指の爪のニオイと ニョキニョキ出てくる脂肪のニオイと 鼻の穴の潜在的な酸っぱいニオイと スーパーですれ違ったじじいのニオイと いつも本屋に漂っている屁のニオイと 口を開くと臭ってくる歯クソのニオイと 水に濡れ…
冬休みになると各映画館で マンガや怪獣ものの映画をやっていた。 終業式が近くなるとそれぞれの映画館の人が その割引券を通学路で配っていた。 それをもらうと何か得した気分になって、 必ず見に行っていたものだ。 映画はいつも終業式の日に行くようにし…
サンタクロースを信じていた頃は 「クリスマスの朝に目が覚めると、 お菓子やオモチャが所狭しと置いてある」 そう思っていつもワクワクしていた。 二十日頃からソワソワしだし、 イブの夜はなかなか寝付かれなかった。 それでも「寝ないとプレゼントを貰え…
毎年この時期になると、 つきあいでケーキを買っている。 そのほとんどがパン屋系とか コンビニ系のケーキだ。 「大手ものはまずい」 というイメージを持っていたため、 昨年まではチーズケーキを頼んでいたが、 「最近はデコレーションケーキも そこそこの…
1, 最近みかん&カルピスにハマっている。 ほとんど毎日コンビニで買っている。 これとリッツで最高の組み合わせになる。 この組み合わせ、 実は東京一人暮らし時代に一度やっている。 もちろんあの頃はみかん&カルピスなどなかったので、 サントリーのオ…
見る角度が違っているのか、 タイミングのずれなのか、 今日のテーマがまだ決まらないでいる。 そういう時は何をやっても落ち着かない。 楽しみにしていた『JIN -仁-』の最終回も 落ち着いて見ることが出来なかった。 まだいろいろ迷っているのか。 …ん、待…
この夏亡くなった レス・ポールの映画を見た。 若い人の中には レス・ポールというのは エレキギターのモデル名だと 思っている人もいるかもしれないが、 実はあれは人の名だ。 その人が開発したギターだから、 レスポールモデルというわけだ。 ま、そんなこ…
何が雪が舞っているだ。 ノー天気なことを言いやがって。 外に出てよく見てみろよ。 今年の雪はそんな悠長な気分に、 浸れるような雪じゃないじゃないか。 まるで機関銃のようにダダダダダと、 車の窓を叩きつけてくるじゃないか。 さらに意地悪くその雪は、…
昨日の天気予報の通りで、 朝起きて布団から出てみると、 空の色や風の音で、 寒い気配がしていた。 だけど体が寒いわけではなかった。 『本当に寒いんだろうか?』 そう思いながらテレビをつけた。 テレビは地元の寒そうな場所を選び、 寒い景色を映し出し…
歯痛でのたうち回っていたのは 一ヶ月以上も前の話だ。 けっこう昔のことのような感じがするが、 実はまだ歯医者に通っている。 あの時痛んだ歯の治療が続いているのだ。 何で長引いているのかというと、 週一回の通院だからで、 実質五回ほどしか通ってない…
いかに自分が嫌われているかを、 ぼくら周りの者は知っているのだが、 誰もが知らん顔をしている。 君はうすうす気づいているのかもしれない。 だけど君はそれを認めようとしない。 きっと君はそれを認める自分が怖いんだ。 動揺しているのを人に知られるの…
最近、これといって面白いことがない。 だからというわけでもないが、 ちょっと大丈夫人になってみようと思っている。 いや、別に変なことをするのではない。 やることなすことをすべて 大丈夫だと捉えるのだ。 何か気になることがあっても、 大丈夫と流して…
二十歳の頃のぼくは失敗人間だった。 好きな人には相手にされない。 希望する大学には落とされる。 おまけにアルバイトの採用でさえも拒まれる。 そのつど選択を変え、 そのつど失敗する。 何でこんな人生なんだと、 落ち込んでは何度も 運命に八つ当たりし…
メールをチェックしていると、 その中に銀行からのものがあった。 内容を見てみると、 何と『入金』と書いているではないか。 一瞬、もう給料日なのかと思ったが、 給料日はまだ先だ。 というか、この口座は 給与振り込みの口座ではないのだ。 ではいったい…
保育園に通っている頃、 生まれて初めて犬の交尾を見た。 お尻とお尻がくっついて いかにも困ったような顔をして しきりに「ワンワン」と吠えていた。 そばにいた伯母に 「何をしているのか」と尋ねると、 クリスチャンの伯母は慌てる様子もなく 「悪いこと…
小学生の頃、冬場はいつも 長袖のアンダーシャツを着ていた。 その上にセーターなどを着ていたわけだが、 それを着る際にシャツの袖がめくれてしまい、 それが妙に気持ち悪かった。 その気持ち悪さを避けるために、 シャツの袖口を手でつかんで セーターなど…
中学の頃に、 『ハリアタマテツオ』とあだ名された、 理科の先生がいた。 そのあだ名のとおり いかにも堅そうな髪質で 寝癖でもついているのか いつも髪の毛の一部が 針金のごとく立っていた。 ハリ頭ではあるがハゲ頭ではなく、 その半分くらいは白髪で占め…
若い頃、人からよく 「髪が多いね」と言われていた。 なるほど髪が伸びると サイドが妙に膨らんで、 影だけ見ると、まるで ヘルメットをかぶっているようだった。 ハゲる家系ではないし、 おそらくは死ぬまで この重そうな頭を抱えていくものだと思い、 頭の…
29年前、 ぼくはとある量販店でアルバイトをしていた。 年末商戦たけなわで、その日の仕事は 売出しチラシのポスティングだった。 お昼をちょっと過ぎた頃だった。 ちょうど車で遠賀川沿いを走っている時に、 ラジオで臨時ニュースが流れた。 『今入ってき…
1, 今我々が宇宙と呼んでいるものは 実は一つの生命体なのだという。 そして宇宙意思と呼ばれる その生命体の持つ欲求が、 この宇宙で最高の美となり 人はそれを愛と呼ぶ。 つまり愛の意味するものすべてが、 宇宙意思であり、 この生命体の欲求だというわ…
この写真を撮るには決まりがあります。 まず笑うことです。 今、嫌な気分でいたとしても とりあえず笑って下さい。 次に喜びを感じることです。 今、悲しみのどん底にいたとしても とりあえず喜んで下さい。 いいですか、出来ましたか? それでは撮りますよ…
1978年冬、新宿、 駅から地下通路に降りた時 そのニオイがあった。 「あいつがいる」 その年の夏にぼくは やはり同じ場所で このニオイを体験している。 臭い、というより痛い。 そのニオイが鼻につくたびに こめかみ付近を ハンマーでガンガンやられたよう…
昨日、あることを書こうとして 途中までノートに下書きしておいた。 ところが今日になって そこからの文章が出てこない。 あげくの果てに せっかく書いた文章をXで消して その下に新たな文章を試みた。 だけど何も出てこない。 きっと今日はそんな日なんだ…
たとえばクリスマスだとか誕生日だとかに ぼくは嫁さんにプレゼントをしたことがない。 逆に嫁さんからプレゼントをもらったこともない。 お互いそういうことが好きではないので、 それはそれでいいことにしている。 そうそう、結婚記念日もそうだ。 だから…
鎌倉期に仏教の思想でこの世は滅亡した。 1999年にキリスト教の思想で人類は滅亡した。 2012年にマヤの思想で地球は滅亡する。 洋の東西を問わず、 人間というのはこういうのが好きなんだな。 まあ、取り越し苦労する人たちが 自分の心配を紛らわせたいがた…