吹く風

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

切羽詰まらない性格

子どもの頃からぼくは のほほんと育ってきた。 そのせいなのか、 いい意味でも悪い意味でも 切羽詰まらない性格になっている。 一つのことをやろうとした時に 何か真剣みが足りないのだ。 押しが弱いのだ。 例えば若い頃、 あるオリジナル曲のコンテストに …

ガス抜き

のど飴によるおならの生成が続いている。 おならがイヤならのど飴をやめればいいのだが、 のどの違和感が取れないからしょうがない。 のどに違和感があると、 せっかく治りかけた風邪が ぶり返すのではないかと、 すごく心配なのだ。 今後はこの心配性という…

のど飴

昨日買ったのど飴を 仕事中にずっとなめていた。 マスクをしているので、 飴をなめていても気づかれないのだ。 ふと昨年の今頃も風邪を引いていたことを思い出す。 風邪引いた時にマスクをするようになったのは 実はその時からなのだ。 それまでは風邪を引い…

咳き込み

咳き込みが治らない。 のどの奥の繊毛の先で 細菌が暴れているのか、 のどから肺にかけてむず痒い。 その痒みを解消しようと、 ついつい力んで咳き込んでしまう。 おかげでなかなかのどが治らない。 のどが治らないと痰が絡む。 痰が絡むと痰を吐く。 痰を吐…

ぼくは病院で死ぬことはないだろう

ぼくが病院を利用するのは治りかけが多い。 すでにピークを過ぎているので、 医者のほうも診がいがないのか、 あまりうれしそうな顔をしない。 東京時代に胃けいれんで病院に頼った時もそうだった。 一週間のたうち回って、 「もういかん」と思い病院の門を…

星を拾って帰ろうよ

こんなに明るい夜なんだから、 星が落ちているかもしれないよ。 家路に急ぐ足をちょっと止めて、 あたりを探してみようよ。 天上で輝いているわけじゃない。 だから月の明かりじゃない。 かといって街の灯りでもない。 きっと星が落ちているんだ。 もしそれ…

スルタ

病気をした時は、 とかく変な夢を見るものだ。 場面は昔働いていたスーパーマーケット。 お客さんに呼び止められた。 「スルタはありますか?」 「えっ、スルタ…ですか?」 「そう、スルタ」 「スルタ…ねぇ」 「あんたはスルタも知らんとね」 「すいません。…

のどが痛い

1, 三日前からのどが痛い。 一昨日は赤くなっていた。 昨日は微熱が出た。 そして今日は声が出ない。 さて明日はどうなるのだろう。 いちおう風邪と決めつけて、 ぼくにはよく効くパブロンを買い、 のどのためにトローチを買った。 滋養強壮に養命酒を飲み…

ヨカン

ほら、予感がするだろう。 ほら、聞こえてくるだろう。 王様たちはヤケになって、 なりふり構わず人を斬っていき、 あげくの果てに誰もついてこなくなるだろう。 肝の据わらない王様は家来を怒鳴りつけて、 自分の威厳だけを保とうとするだろう。 そうするこ…

一畳日記

ここに載せている記事のほとんどを ぼくはお風呂の中で書いている。 つまりお風呂日記というわけだ。 お風呂は一畳ほどの広さだから、 一畳日記と呼ぶことも出来る。 もしぼくが書くことを職業とする人間なら、 この一畳のお風呂が 仕事場ということになるわ…

限定寒冷地

昨夜、一晩中起きていてわかったのだが、 この時期は午前5時から6時にかけてが 一番寒い。 3時4時はストーブをとめた状態でも 寒さを感じることはなかった。 だが、5時6時はあまりの寒さに 痛みを感じたほどだ。 おそらくは毎朝悩まされている 車のフ…

赤い橋

小学生の頃にアングラという言葉が流行っていた。 当時のぼくはこの言葉の意味を知らなかった。 まあ、それについての関心がなかったので 知ろうとしなかっただけのことだ。 その言葉の意味を知るのは数年後のことで、 第二期フォークブームが到来した頃だっ…

19日未明

夜中、いつものように 書き物をしていると、 突然けたたましいアラーム音が聞こえてきた。 調べてみるとストーブからで、 換気しろという合図だった。 そこで空気の入れ換えをするために 窓を全開した。 すでに街は寝静まって、 この辺りで起きている家は、 …

愉快不愉快

朝から不愉快な男の 不愉快な顔を見て 不愉快な気分になった。 この不愉快が捕まれば 愉快な気分になれるのにと 不愉快な気持ちで思っていた。 しかし朝からこんなに不愉快だと 今日一日が不愉快になるのではないか。 愉快な気持ちになるためには 不愉快を追…

夜の空

最近はけっこう夜更かししている。 午前1時や2時はザラで、 時には4時5時を過ぎることもある。 別に仕事が休みというわけではない。 ちゃんと9時52分に会社に着くように、 ぼくは目を覚まし、家を出ている。 では、夜更かしして何をしているのかとい…

ありがたい人たち

このまま好き勝手を続けていくと いつか命を狙われる羽目になる。 だから先生たちはそうなる前に さっさととんずらするだろう。 先生たちが我々に 無理矢理渡らせようとしている橋は、 渡ってしまうと崩れ落ち、 引き返せないようになっている。 もちろん先…

足がジンジンしている

風呂に浸かって数分が過ぎた。 冷え切った足がジンジンしている。 体が充分に温もってないのだろう。 さて、本を持って入ったものの、 なかなか読む気が起こらない。 こういう時は何も考えずに くつろいでいるに限る。 そう思って目をつぶっていると、 なぜ…

壊れた冷蔵庫

きっと誰かが 強冷ボタンを押したのだろう。 上段の送風口から ドンドン冷気が流れてくる。 しかもこの冷蔵庫は壊れているのか 冷気に混じって霜まで降ってくる。 おかげであたりは真っ白で おかげでこの世はパニックだ。

無法ウォーキング

はいはい、 歩くのが大切なことは 充分にわかりましたから、 人の迷惑にならない場所を 選んで歩きましょうね。 何かに取り憑かれた目をして、 肩力ませて手を振ったり、 ぎこちなく腰を振ったりと、 それはそれでかまいませんから、 赤信号だけは渡らないで…

カラス

かつてぼくの働く会社に 素直で性格のいいアルバイト男子がいた。 当時の人気ミュージシャンそっくりで、 その噂は市内を駆け巡り、 多くの女子大生や女子高生などが、 彼を見にやって来ていた。 そういうギャラリーの中に 独特な雰囲気の女性がいた。 彼女…

成人

あの日ぼくはギターを弾いて、 歌をガンガンうたっていた。 絶叫していた。 怒鳴っていた。 おかげで酔いがいっぺんに回り、 歌はだんだん無茶苦茶になり、 終いには過呼吸になっていた。 周りは白けたムードになって 誰も聴いてくれる人はいない。 とにかく…

夢うつつ

気がつけば午前4時を過ぎている。 今まで何をしていたのかというと、 寝ていたのだ。 布団の中で寝ていたわけではなくて、 ストーブの前でのゴロ寝である。 その間、何度か目が覚める。 そして、今日の忘れ物に気づく。 忘れ物とは今やっていることで、 つ…

ぼくらのアイドル

高校時代、クラスに アイドル的存在の女子がいた。 かわいい顔をして、性格もいい。 爆発的な人気というわけではなかったが、 彼女に好感を持つ男性は、 ぼくを含めて多数いた。 そういう彼女の夢は、 「すてきな人を見つけて、早く結婚したい」 というもの…

赤い糸

嫁さんと恋愛関係にあった頃、 ぼくたちは何度か別れたことがある。 その別れ際のセリフは決まって、 「ふざけるな!!」だった。 二度とこんな奴と付き合うものか、 そんなことを思いながら、 ぼくは嫁さんとの距離を置いたのだった。 だけど、それで終わる…

仕事始め

正月2日3日4日と 三日間続けて取引先の応援で。 5日と6日が代休で、 今日7日から通常の業務が始まる。 つまりぼくにとっては 今日が仕事始めとなるわけだ。 会社は5日が仕事始めだったので みな通常の仕事に就いていて、 すでに正月気分も抜けている…

人生はこれからだ

学生時代のぼくは実にのんびりした性格で 物事を先走って考えるような、 そんな面倒なことはしなかった。 だから心楽しく日々を過ごすことができたのだ。 ところが社会に出てからのぼくは、 何か事が起きた時、何か行動を起こす時、 なぜか最悪の事態を考え…

ミカン

1, 晩飯後にテレビの前にゴロ寝して、 録りだめしておいた年末年始番組を見ていた。 ところが15分も経たないうちに眠たくなり、 そのまま眠ってしまった。 目が覚めたのは午前3時頃で、 つけていたファンヒーターが切れ 夜中の寒さが体の中に染みこんで…

ある人から届いた年賀状

ある人から届いた年賀状に 『少壮幾時奈何老』 と書いてあった。 おそらく誰かの漢詩の一節で 「少壮幾時ぞ、老いをいかんせん」 と読むのだろう。 学生時代に習った気もするのだが、 いかんせん少壮の頃のことなので 忘れてしまった。 こういうのを読むと、…

夢見

何年前からか忘れたが、 見たことのあるようなないような町を 嫁さんと二人でドライブしている夢を、 テレビのCMのように 何かの夢の合間合間に見るようになった。 同じ場所を行ったり来たりする夢、 工事中の道路を恐る恐る走る夢、 中には運転していると…

嫁さんの実家

嫁さんの実家に行くと、 なぜか気を遣ってしまう。 居場所に気を遣う。 お茶一杯に気を遣う。 箸の運びに気を遣う。 トイレに行くのに気を遣う。 挨拶だけすませて さっさと帰りたいのだが、 嫁さんの尻がえらく重い。 だから余計に気を遣う。 咳をするのに…