2007-11-11 想い出に恋をして 吟遊詩 メルヘンの世界に恋しては ため息をつきながら、扉を右へ 行き着くところもなく、ただひたすら 影が見える公園へと続いて 帽子をかぶった小さな子供たち 楽しそうに何か囁いて、 一つ二つパラソル振って 空の中へ向かっていく 明日は晴れるといいのにね 小さな雲に映った夕焼けが 君たちのしぐさを見守っているよ -そのうちパラソルも消えて 悲しいのは今じゃない 想い出にこだわるぼくなんだ 気がついてみれば君を忘れて ただつまらぬ想い出に恋をして