吹く風

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

吹く風3

「ぼくはいつもいつも汗を流した

 振りかえることもなく歩いた

 そしてそれこそが君への愛だった

 だからこそひとつひとつを大切にと」(『16度目の春』より)





ぼくは彼女の気を引こうと

目立つことをやっていった。

フォークが全盛だったので

教室で大声出して唄ったり、

それまで持ったこともない

ギターに取り組んでみたり、

弾くだけでは物足りなくて

自作曲などを作ってみたり、

作詞の能力を高めるために

詩作の勉強を始めてみたり。



最初は形から入ったのだが

不思議なことに上達が早い。

気をよくして深みにはいる。

すると高い技術が身につく。

そして更なる深みにはいる。

それを繰返しているうちに

プロになろうという野望が

心の中に芽生えてきたのだ。

そしてそれを実現するため

普通の進路を選ばなかった。



以降いろいろあったものの

結局プロにはならなかった。

だがその頃に始めたことが

ライフワークになっている。