夜中に雨の気配を感じて
ぼくは目を覚ました。
車が水を弾いて行く音に
雨が降っているのを確信した。
そして再び目を閉じた。
しばらくするとどこかから
「コンコン」という音が聞えてきた。
パッキンが緩んでいるうちの
シャワーから水が「コンコン」と
滴り落ちているのではなかろうか。
ぼくは布団から這いだして
眠い目をこすりながら
風呂場を確認しに行った。
だけど風呂場は異常なかった。
さてどこから聞えてくるのかと
耳を澄ますと「コンコン」は
窓の外で鳴っているようだ。
『うちじゃなかったんだ』
それで安心して眠ろうとする。
ところが今度は「コンコン」が
耳について眠れない。眠れない。
それから一時間ほど経った頃
ようやく眠りに就いたぼくが
見た夢は、何と大きな蛇が二匹
そこにライオンが参加してきた。
そこから逃げようともがいている。
そこで目が覚めた。あまりの衝撃に
ぼくはもう眠ることが出来なかった。