いつだったかボクらは不器用そうな
風采の上がらないヤツらに花をあげた。
どうしていいかわからないのか
ヤツらはそれを口に入れた。そして
笑顔で「ともだち」と言って握手を求めた。
以来ボクらとヤツらとの歴史が始まった。
ボクらとヤツらとの「ともだち」は深まり
ボクらはヤツらに物資を送ったりもした。
すべては順調だと思っていた。
ところがある日ヤツらは突然
その物資をたたき壊したり燃やしたりした。
それがボクらとヤツらとの歴史だった。
きっと何かの間違いだろうと思い
ヤツらとの「ともだち」を信じたのだった。
ところがヤツらはこちらの気持ちを
無視してボクらを罵倒しはじめた。
時には凶暴な行為にも及んだ。
それがボクらとヤツらとの歴史だった。
いいかげんにボクらも頭にきた。
結局ヤツらは『ともだち』という
ボクらが大切にしている言葉を
悪用してボクらを縛りつけ
操ろうとするペテン師だった。
それがボクらとヤツらとの歴史なんだ。