2011-12-24 爺顔 詩風録 街で幾人かの同級生に会った。 なぜかみな爺顔になっている。 疲れ顔をしている人、 顔立ちがぼやけている人、 顔の輪郭が歪んでいる人、 白い髭を蓄えている人、 時々薄さの目立つ人、 それぞれ人がそれぞれの 人生を抱え込んでいた。 どういう人生を歩んだ結果が その爺顔かは知らないが きっとその爺顔で一家の主を 演じているのだろう。