ザワザワザワザワする胸に
カチコチ時計の音が絡む。
気がつけば目が覚めている。
夜も明けてないこんな時間に
何で目が覚めるのかと
小さな怒りを覚えている。
このまま起きてしまおうか
とも思ったが、このまま
この小さな怒りを抱えたまま
起きてしまうと、きっと一日は
面白くないものになるだろう。
とにかくもう一度眠ろう。
もう一度眠ったあと
朝日とともに目覚めることにしよう
そうすればこの小さな怒りは
きっと晴れているにちがいない。
ぼくは軽く呪文を唱えながら
今、二度目の眠りに挑んでいる。