彼女は毎朝
その日の空模様と
その日のテレビ番組を
気にしながら目を覚ます。
朝のニュースを見ながら
政治家の不祥事があると
「大概にしなさいよ」と
一人で文句を言っている。
月曜日と木曜日は生ゴミの日
火曜日はプラスチックの日
水曜日はビン缶ペットボトルの日
第二土曜日は古新聞の日で
そのゴミたちを曜日違わず
玄関の隅に置いている。
それを出すのは主人の仕事
と勝手に決めている。
とりあえず外面はいい方で
いつもあの人やこの人に
電話している。
近所のコンビニ店員とか
タクシーの運転手などとも仲がよく
どこそこにまた葬祭場が出来るとか
どこそこのパチンコ屋は出が悪いとか
どうでもいいような情報にえらく詳しい。