ぼくが起きているとき
彼は寝ていることが多く
そういう状況を狙って
奴らはぼくの心にはびこる
一度そうなるとやっかいなので
ぼくは懸命に彼の名を呼び
彼を起こしにかかるのだ
だけどぼくが起きているときに
彼が起きることはまれで
数ヶ月に一度あるかどうかだ。
奴らは彼が起きないことを
知っているのか調子づき
ぼくの感情にまで干渉してくる
そうはさせまいとぼくは闘う
ぼくはだんだん疲れてしまい
そのうち眠りに陥るのだ。
ぼくが眠りに陥ると
彼はさっそうと起きだして
奴らを退治してくれる
おかげで寝起きはすっきりしている
だけど少し疲れている