ボーッとしている時
どうでもいいようなことを
思いつくことがある。
こぶとり爺さんのこぶをとったのは
鬼ではなくて、実は
南方仁だったのではないか、とか。
ボーッとしている時
どうでもいいようなことを
考えつくことがある。
通気性のないガラスの靴を履き
踊りまくったシンデレラの足は
きっと臭かったに違いない、とか。
ボーッとしている時
どうでもいいようなことを
発見することがある。
車を走らせている時にすれ違う
軽トラの運転手の多くは
お年寄りである、とか。
ボーッとしている時
どうでもいいようなことに
目が行くことがある。
記者会見場は室温28℃のはずなのに
東電の人は長袖のあの作業着だ
きっと汗をかいているに違いない、とか。
ボーッとしている時
どうでもいいようなことに
出くわすことがある。
トイレで手を洗っていると
黒い影がトイレに入っていったのに
中には誰もいない、とか。
ボーッとしている時
どうでもいいようなことが
頭をよぎることがある。
ボーッとしている時の
どうでもいいようなことを
ブログのネタに出来ないか、とか。