ぼくは今生、
百二十歳まで生きることにしている。
というわけで現在五十代前半なのだが
実質は二十代後半の人生を歩んでいる。
そういえば名目二十代後半の頃は
何もわからないくせに「人生とは」
などという大それたことを考えていた。
実質は十代前半だったぼくに
実際何がわかったというのだ。
語呂がいいというだけで
論語や老荘の言葉を、ただ
追っていただけじゃないか。
その論語や老荘が、現在
何かの役に立っているのだろうか?
何にも役に立ってない気がする。
まだまだ先は長いのだ。もう一度
「子曰く」からやり直してみるか。