中学の頃だったが、大分に旅をした時に
宇佐八幡の神馬に噛みつかれたことがある。
噛まれたのはヘソの右下3センチあたりで、
えらく長いこと噛み痕が残っていた。
「おや、消えとる」と気づいたのが
厄年を過ぎた頃で、
それ以来あまり物怖じしなくなったり、
諦めていた夢を再び追いかけたりするようになった。
さて、それを運命として考えた時、
あの噛み痕はいったい何を意味していたのだろうか。
それまで別に大病したわけでもなく、
災害にあったこともなく、
はたまた死んだわけでもないので、
きっと広義の吉を意味していたのだろう。
そして厄年を過ぎた頃から狭義の吉へと移行して、
今なおその吉が続いているというわけだ。
いろいろ考えると、
つい悪い方へと考えが流れていくので、
それは吉だということにして、
そのことはもう考えないことにしよう。
自分の中にいる思い出整理班に告ぐ、
神馬の噛み痕は吉だ!
以上。