今年の春はあまり雨が降らず
暖かい日が多かったので、
わりと長い時間半袖を着て、
のんびりと過ごしてきた。
これから梅雨を経て夏を迎えるわけだが、
もちろんこれからの季節も半袖を着て、
のんびりと過ごすことだろう。
だけど、
のんびりと過ごせるのはそこまでで、
半袖を着なくなる秋中旬からは
神経を尖らせる日々が続くだろう。
各種エネルギーの価格を背負った冬が、
その頃から見え隠れするからだ。
冬は長袖でも身震いの毎日だから、
のんびりと過ごすことは出来ない。
再びのんびりと過ごせるようになるのは、
半袖が戻ってくる四月頃からだ。
ということは、だ。
のんびりと過ごすために必要なものは、
快適な住居や設備などではなく、
実は半袖だということになる。
つまり脇を衣服で塞がずに、
いつも呼吸をさせておけ、
ということか。
