四十歳を超えた頃
ぼくの中に疲れがあるのに気がついた
肉体的なものなのか
精神的なものなのか
それはわからなかったが
目を閉じれば疲れが浮いて見えるのだ
それが気になってしかたない
そのうちその疲れが別の疲れを呼んできて
だんだん仕事も手につかくなってきて
人生にも嫌気がさしてきた
そこで何とかしなければと
人の意見を聞いたり
人生の本を読んだりして
試行錯誤やってみた
だけどなかなか疲れはとれないでいた
そうしたある日
ぼくはふと
心の片隅に遊園地を作ることを思いついた
心の中にあるものすべてを子どもの頃に戻して
思いっきりそこで遊んでみようと思ったのだ
最初はイメージするのに手間取ったが
だんだんそれも出来るようになり
ついには心を遊ばせることに成功した
そうしてぼくは楽しみながら疲れを忘れていった
以来何かあるごとにぼくはそこを訪れている
だから今こうやって笑っていられるのだ