故知らず私は何かを期待している。
胸の中がワクワクしている。
心の底がウキウキしている。
自然笑みが出る。
周りの人は不思議な顔をする。
おかしな奴だと軽蔑している。
思い出し笑いして気味の悪い奴だと、
目をそらす者もいる。
だけど故知らず私の胸の中は
期待でいっぱいなのだ。
うれしくてたまらないのだ。
そこでまた笑みを浮かべる。
するといよいよ気味悪がって
誰も寄りつこうとしなくなる。
一人帰り二人帰りする。
あとには誰も残らない。
そして私一人になってしまう。
だけど私はまだ期待に震えている。
それがどうしてだかわからない。
わからないが笑みを浮かべている。