吹く風

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

反日デモだと?どんどんやって下さい

昨日は北京で一万人の反日デモ、今日は広東省で3万人の反日デモ、あいかわらず暇な国である。
そんな暇があったら、『MADE IN CHINA』の質を高める努力をするべきだろ?
今日も商品クレームを受けたじゃないか!
中国製品の件で、お客さんからお叱りを受けるのは、もうこりごりだ。

しかし、不思議なことに、今回のデモのニュースを聞いても、昔のような憤りを感じなくなった。
つまり、「ふざけるな!」とか「いいかげんにしろ!」とかいう気持ちにならないということだ。
それどころか、逆に「どんどんやって下さい」という気持ちになっている。

韓国にしてもそうだが、こういう反日デモというものは、なにか悪徳金融業者の取り立てに似ている。
玄関先で「ご町内のみなさーん。ここの家の人はですねー、借りた金を返してくれないんですよー」と声を荒げて吠えている嫌がらせと何ら変わらないのだ。
事情はどうあれ、嫌がらせを受けたほうが世間から同情を買うように、きっと世界中(もちろん半島2国を除く)の人たちが、日本に同情してくれるだろう。
だから、声を荒げるだけ荒げさせればいいのだ。
また、政府は、そうなるように仕向けていくべきだ。
そして、中国の悪徳業者ぶりを、世界に向けて存分にアピールするのだ。
きっと中国は世界中の人から、『MADE IN CHINA』と同様に、人間性をも疑われることになるだろう。

さて、それでもって出てくるのが、例の『日中友好』である。
これは、中国の日本に対するいじめである。
いじめをやっている者にかぎって、他人にばれないようにするために、人前ではいかにも仲のいい『友だち』であるかのように見せたがるものだ。
例えば、いじめの現場を先生に見つかった時にする言い訳の多くは、「いやー、ちょっとふざけてただけですよー。いじめ?そんなことするわけないじゃないですかー。ぼくたち友だちなのにー」らしい。
そして、いじめている相手に「そうだよな!」と念押しする。
気の弱いいじめられっ子は、先生の「そうなのか?」という質問に対し、「はい、そうです」と答える。

これまで中国は日本に対し生かさず殺さず、チクチクとそういういじめをやってきた。
それで、いったい誰に対して友だち面をしてきたのかというと、他でもない日本人にである。
「日本人は、かけがえのない友だちです」
この言葉に、我々日本人は何度騙されたことだろう。
そのたびに、悪いのは他でもない、政府だ、官僚だとやってきたわけだ。
しかし、いくら人のいい日本人といえども、もうこれ以上『日中友好』という言葉に関わってはならない。
なぜなら、彼らは友だちではないからだ。

さて先日、台湾から靖国参拝の一行がやってきた。
意味のない反日デモを繰り返す隣人たちがいるかと思えば、こういうありがたい隣人もいるのだ。
そのどちらが本当の友だちだろうか?
我々日本人は、そろそろそれに気づいていい頃だと思う。