昨日うんこネタを書いたので、「あれはウケ狙いか?」と言う声があった。
このことについて、説明しておかなければならない。
あれは本当のことである。
実は、ぼくは幼い頃便秘症だった。
1週間ほど出ないことがざらにあった。
便秘になると、決まって熱が出たものだった。
熱が出ると夢見が悪くなってくる。
「妖怪や悪霊のようなものが出てきて、ぼくを追いかけてくる。
ぼくは怖くなって、暗い森の中まで逃げて行く。
やっと逃げられたと思ってホッとしていると、今度は水道の蛇口が目の前に現れる。
のどが渇いたので水を飲もうとして蛇口をひねると、「ドドドドッー」と音を立てて大量の水が出てくる。
その水を見ていると、だんだん吸い込まれそうになってくる。
怖くなってまた逃げようとすると、目の前にうんこが意味もなく横たわっている。
そのうんこをいつまでも眺めている」
そこでいつも目が覚めた。
熱が出ると、いつもこの夢を見るのである。
うんこネタが出たついでに、お尻ネタを書いておく。
いつも冬のこの時期になると、お尻が痒くなる。
具体的な場所を言うと、お尻のほっぺである。
季節の初めはなんということはないのだが、だんだん冬の寒さが増すにつれて痒くなってくる。
毎年のことなので、出来るだけ掻かないようにしているのだが、無意識にその部分に手が伸びていく。
一度掻いてしまうと、あとは徹底的に掻いてしまう。
ぶつぶつのようなものが出来、かさかさになってくる。
そう、乾燥肌である。
この症状に初めてなったのは、30代の前半であった。
それから何年かは、冬になるといつも「ケツがかいー!」と言っていた。
よく人から、「しんちゃん、“ケツがかいー”季節がやってきたね」とからかわれたものである。
あれから10年以上経つが、いっこうに症状は良くならない。
ぼくにとっての万能薬、であるはずのメンソレータムも、乾燥肌には歯が立たない。
シャボン玉石鹸、馬油、椿油、ローション、みかん、柿の葉、お茶の出がらし、目薬、マキロン、別府で買ったわけのわからん塗り薬、温泉、ウコン風呂、塩塗り、アロエ、ツメで×印をつける、などいろいろ試したが、埒が明かない。
こんどは粘土か何かを塗ってみようと思っている。
もしかしたら、おしっこを塗るというのも一つの方法であるだろう。
が、それは気が進まない。
もちろん、病院には行きたくない!
そういえば、春は花粉に目をやられ、夏は蚊に血を提供し、秋はダニの餌食になり、冬は乾燥肌と格闘している。
日記も含めて、ぼくは年中「かく」ことに多忙である。