
1、もうすぐ新学期
先日ラジオを聴いていたら、北九州市は来週の月曜日から、福岡市は来週の火曜日から、小中学校の新学期が始まると言っていました。もう夏休みは終わりなんですね。
ぼくが今小中学生だったら、耐えきれないだろうな。第一、宿題が出来ないじゃないですか。ぼくは夏休みの宿題は8月21日から始めるものと決めていたので、26日から学校だと到底間に合わないです。
9月1日、始業式の日に間に合わなかった時に
「夏休みの宿題はできているんですが、持ってくるのを忘れました」とか、
「夏休みの宿題は、授業が始まる日に持ってくるものと思っていました」
などという言い訳をしたのだが、今の体制だと、そういった言い訳を一週間以上も続けなければならない。
2、今日の一曲
今日一曲は、ポール・マッカートニーの名盤『Band On The Run』からです。
このアルバムから、『Jet』『Band On The Run』という大ヒット曲が生まれていますが、ぼくのイチオシ(全てのポールの楽曲の中でも)は、こちらの『No Words』という短い曲です。
誰が歌っているのかを教えずにこの曲を聴かせたら、多くの人がビートルズの歌だと思うに違いありません。曲調といい、コーラスといい、この曲はビートルズそのものなんですね。
「もしかしてポールは、この曲をビートルズでやりたかったのではないか?」と勘ぐりたくなる名曲です。
この『Band On The Run』というアルバムは、1974年に発表されました。ビートルズ解散からポールがずっと抱えていた悩みが、このアルバムで解消された、と当時の専門家は語ってました。
彼がどういう悩みを持っていたのか、ぼくは知らなかったけど、このアルバムを初めて聴いた時、ストレートにいいアルバムだと思いました。
この翌年、ボブ・ディランの名盤『Blood On The Tracks』や、ジョン・レノンの話題作『Rock 'n' Roll』が出るわけですが、ロックの勢いはそこまでだったのではないか、とぼくは思っています。翌76年、ABBA『Dancing Queen』の大ヒットなどがあり、徐々にディスコミュージックが台頭してきたのです。