
四十幾つの頃だったか、クリスマス時期だったと思うが、その時見に行った吉田拓郎さんのコンサートで、ミニバンドが出たことがある。
おそらく予告はしていたとは思うのだが、当時は拓郎のコンサートが福岡であると聞けば、内容を確認せずに闇雲にチケットと買っていたので、ぼくはミニバンド出演のことを知らなかったのだ。
それゆえに、すごく嬉しかったのを憶えている。ぼくにとっては、いいクリスマスプレゼントをもらったわけだ。
ミニバンドとは、『たくろうオンステージ』など、初期のアルバムやライブで参加していた二人(井口よしのりさんと、 田辺かずひろさん)のことだ。
初出『夏休み』のバックコーラスは、ミニバンドが務めていたのだった。
そのコンサート、ラストにやってくれた歌が、これだった。
この演奏が始まった途端、ぼくは思わず涙ぐんでしまいました。
そういえば、この人もこの歌を歌っていた。
この人では泣けないな。