30年ほど前に、『漢字を発明したのは日本人だった!』という本が話題になったことがある。何でも、甲骨文字を作ったのが日本人の先祖で、その当時は彼らが大陸を支配していたというものだった。甲骨文字は、漢字のもとになった文字だと言われているが、漢字ではその甲骨文字を解釈できないのだそうだ。ところが、それを日本の神代文字で読むと、ちゃんと文章になるのだという。だから漢字を発明したのは日本人である、といった内容の本だった。
そこには面白いことが書かれていた。中国春秋戦国の頃に『斉』という国があった。これを旧字で書くと『齊』となるが、この文字をばらして、神代文字で読んでみると『いづも』と読めるらしい。『いづも』、そう『出雲』である。
斉と出雲は歴代の王の数も一致するし、同じような国譲りの話もあるという。決して斉の歴史を、日本の出雲が真似たのではない。なぜなら、その当時の斉つまり出雲は、大陸から日本列島にかけて広域な範囲を支配していたからで、同じ歴史を記録しているのだという。いうことで、日本神話にある出雲の国譲りの話は、すなわち中国の斉で起こったことで、どこに譲ったのかというと、始皇帝で有名なあの『秦』の国であったというのだ。
ま、興味のある人は読んで見て下さい。