2001年12月4日の日記です。
今日は会社の忘年会だった。会社の近くの寿司屋でやったのだが、休みの日にわざわざ出て行くのはつらいことである。いっそ鼻の不調(当時も鼻の具合が悪かった)を理由に行くまいかとも思ったが、結局行ってしまった。
宴会というのは疲れる。ぼくは座ったら動かないほうなのだが、「もう来るな!」と言いたくなるほどお酌をしにくる。注されたらむげに断ることも出来ず、少し飲んでは注いでもらっていた。
ぼくは別にお酒が弱いほうではないので、少々飲んでも酔うようなことはないのだが、今日は珍しく計算しながら飲んでいた。最近の体調不良を気にしていたこともあったし、JRの時間も気にしていたというのもあったのだが、何よりも気にしていたのは、この日記を書かなければならないということだった。酔って家に帰ると、当然寝てしまう。そうなれば、
「とりあえず一年間、毎日欠かさずに日記をつける!」という目標が崩れてしまう。
ということで、お開きになってから人目を避け、さっさと家に帰り、今こうやって日記を書いている。(ちなみに帰り着いたのは午後10時30分だった)
さて宴会のほうだが、いまだに「イッキ」などやっている人もいれば、カラオケに命をかけている人もいる。特に“カラオケ命”の人は、「この日のために練習したのではないのか?」と思わせるほど歌い込んでいるのがわかる。
しかし、宴会の時に前に出て歌うメンバーは、いつも決まっている。たまには他の人の歌も聴きたいのだが、そうなると自分に回ってくる恐れもあるので、あえてそういうことは言わないようにしている。
ぼくは社会に出てからは、「騒がず、目立たず」をモットーに宴会に臨むようにしている。ぼくが調子に乗ると「誰も手をつけられない状態になる」というのを過去の経験で自覚しているからだ。
経験その1
19歳の頃、駅前の焼肉屋で高校の同窓会があった。その時はぼくが幹事をしていたのだが、一人で酔いまくって、わざわざ隣の部屋に入って行き、そこで宴会やっている人の前で吐いた。らしい。
その二次会で喫茶店に行ったのだが、一人でピンクレディの「ペッパー警部」を踊っていた。らしい。
経験その2
東京にいた頃、コンパではしゃぎすぎて、あげくに新宿歌舞伎町の「喫茶マイアミ」のふかふかのじゅうたんの上に吐きまくり、周りの人に迷惑をかけたことがある。らしい。
経験その3
その帰りに西武新宿線で「高田馬場はまだかー」と一人で大騒ぎしていた。らしい。
経験その4
さらに、あまりに酔っていたので下宿の大家から締め出しを食らい、仕方なく相模原の友人の家に泊まることになったのだが、そこに行く途中、満員の小田急線の中でも大声で「吐くぞー」とか「押すなー!パンツがズレルやろうが」などと怒鳴っていた。らしい。
こういうことが一度や二度ではなかった。らしい。
後日こういうことを友人に知らされ、「宴会ではあまりはしゃがんようにしよう」と思うに至った。それから、つまり社会に出てからは、こういう間違いも起きなくなった。
ぼくは宴会の時は実に大人しいものだ。その宴会中によく思うことがある。
「社会に出る前も、本当は大人しかったんじゃないのか?」と。
「ぼくが大人しいと面白くないので、友だちが勝手に面白おかしくでっち上げているだけではないだろうか?」と。
そうでないと、社会に出てからの宴会中のぼくの大人しさの説明はつかないだろう。
「そうだ、きっとそうなんだ!」と、いうことにしておこう。