時々一人で会話している人を見かける。
イヤホンなどしているわけではないから
電話をかけているのではない。
彼らはいったい誰と話しているのだろう。
一人で会話しているからといって
怪しい風体の人ではなくて
いたってまともな感じのする人が多い。
会話の内容も多岐にわたっていて
例えば天下国家を語っているかと思えば
前の日の野球の試合にケチをつけていたり、
人生について討論していることもある。
時にはその内容があまりに高尚で
感心することすらあるのだ。
で、最初の疑問に戻るわけだが
彼らはいったい誰と会話しているのだろう。
人でないのは確かだ。
人でないということは霊か。
もし霊であるとすれば
高尚な内容の話をしている人は
高級な守護霊様と会話しているのだろう。
もしくは天使や妖精といった類か。
いや、神や仏と呼ばれる
宇宙霊なのかもしれない。
他人の目にどう映っているのかも
人からどう思われているのかも
おそらく彼らはわかっているはずだ。
それでも一人で会話する彼らは
きっと常人には理解出来ないほどの
ありがたい人なのだろう。