チャンポン好きのぼくは、いつもおいしいチャンポンを探している。グルメな知人から「どこどこがおいしいかったぞ」と聞けば、必ずそこに行ってみる。その知人の情報は確かで、ほとんどハズレたことがない。
しかし、ぼくが情報を仕入れるのは、何もそのグルメな知人からだけではない。とにかくぼくはチャンポンに関しては貪欲だから、食に関してのセンスを持ち合わせていない嫁さんが、仕入れてくるようなテキトーな情報でも、とりあえずは調べてみる。そして、まあまあ以上の評判ならば足を運んでいる。
ということで昨日、食に関してのセンスを持ち合わせていない嫁さんの、情報を元にチャンポンを食べに行った。もちろんテキトーな情報だから、下調べをちゃんとやった。ところが、嫁さんの持ってくる情報はやはりテキトーで、その店の名前が見当たらないのだ。
しかし嫁さんが、
「もしかしたら、名前が変わったのかも知れない」
などと言うので、とりあえず嫁さんの言うテキトーな場所に行ってみた。そこに似たような名前の店はないかと探してみると、なるほどそこにチャンポンのお店がありました。ただ、店の名前は違っていましたけどね。
さて、味のほうだが、これが実にうまかった。ぼくの記憶の中の嫁さん情報では最大のヒットである。いつぞや
「この店の肉飯は最高!」
と聞かされて肉飯を食べさせられた時には、
『こいつ味覚はあるんかいな』
と思ったほどだったが、今回のチャンポンの味で、それが帳消しになった。