頑張る40代!

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

2003年09月

優勝おめでとう日記

千葉には、優勝マジック1のチームを食う魔物が棲んでいるという。
95年の西武、99年のダイエー、02年の西武、マジック1で千葉に乗り込んでいったが、みなことごとく連敗し、千葉での胴上げは出来なかった。

さて、3連敗してマジック1のまま千葉に乗り込んだホークスも、前半この魔物に手こずった。
3-0のまま迎えた4回の裏、先発杉内が1アウトを取ったあと、この魔物に取り憑かれてしまった。
4連続2塁打、ここで同点。
さらに悪夢は続く。
何とかアウトを一つ増やしたものの、四球、内野安打で満塁となる。
ここでロッテは絶好調福浦。
杉内の甘い球を見逃さず、この回5本目の2塁打を放つ。
3-6と逆転されてしまった。

9月に入ってからの、数々の負け試合の記憶が蘇る。
ピッチャーが佐藤誠に交代した。
最近は勝ち試合の中継ぎとして活躍している佐藤だが、ここ数試合、彼はきちんと押さえているものの、後続のピッチャーがピリッとしない。

さて、その佐藤、4回はいつものように押さえた。
ところが5回に崩れた。
四球とヒットでノーアウト1,3塁のピンチを招いてしまったのだ。
ついに佐藤も魔物に取り憑かれたかに見えた。
何とか次の打者を三振に取ったものの、まだランナーはたまったままだ。
気の重い場面が続く。
その時である。
キャッチャー城島が一塁に牽制した。
これがストライクだった。
あえなく1塁ランナーはタッチアウト。
これで流れが変った。
何か重しが取れたような雰囲気になったのだ。
続くバッターは三振。
これでチェンジである。
このあと、ホークスの怒濤の攻撃が始まり1イニングで7得点して逆転に成功した。
そして次の7回途中、神戸で西武が負けたという情報が入った。
ここで優勝が決まった。
その情報で優勝のプレッシャーから解放されたホークスは、さらに追加点を入れ、そのまま勝ちを収めた。

今日の功労者は、何と言っても城島だろう。
何せ、彼が魔物を追い払ったのだから。
ゴリラが魔物に勝ったということだ。

以上が優勝を決めた日の、大まかなホークスの試合内容である。
さて、ぼくはその時何をしていたか。
家で氷結を飲みながら、テレビを見ていたのだ。
もちろん、秋山幸二解説のロッテVSダイエー緊急生中継を、である。
途中、友人から何度も電話やメールが入った。
4回にロッテから6点を取られた時は、「こら、しんた。ダイエーはどうなっとるんか!? 毎回毎回同じような試合をしやがって」というお叱りの電話だった。
別にぼくが悪いわけではないのだが、なぜか「すいません」と謝ってしまった。
また6回に逆転した時は、「おい、勝ったら飲みに行くぞ」という電話が入った。
が、ぼくは「もう飲みようけ、これ以上はいらん」と言って断った。
「じゃあ、おれがお前の家に行く」
「そうですか、ではお待ちしています」
そう言って電話を切った。
その後、優勝特番をハシゴしたあとに、この日記を書いているのだが、もう時間は2時半を過ぎている。
しかし、彼はまだ来ない。
いったい何をしているんだろうか?



そろそろ衣替え

ぼくがホークスで熱くなっている間に、季節は秋になっていた。
朝晩の冷え込みは、かなり応える。
とはいえ、ぼくは朝も晩も、仕事の日も休みの日も、いつもTシャツ一枚で過ごしている。
というより、Tシャツ以外の衣服は、すぐに取り出せない所にしまってあるから、着ることが出来ないと言ったほうがいいだろう。
ということで、そろそろ秋冬物を出さなくてはならないのだが、その作業が面倒だ。

季節の変わり目にはいつもそうなのだが、ぼくは衣服に関しては無頓着で、どんな服を持っているのかも、その一年前にどういう格好をしていたのかも忘れてしまっている。
たしか昨年VANのジャケットとかを買ったような記憶があるのだが、その記憶も曖昧である。

手持ちの衣服にはそういう曖昧な記憶しかないのだが、確かにこれは持っていると言いきれるものもある。
一つはホークスのスタジャンである。
何年か前の年末に、限定何千枚ということで、福岡ドーム横のハリーズで売り出したものだ。
ぼくはテレビでそのスタジャンのことを知り、年が明けて早々ハリーズに買いに行った。
このスタジャンは5万円近くした。
もし、これが普通のスタジャンなら、絶対に買わないだろう。
というのは、ぼくは普段、衣食住の衣だけにはケチで、衣服関係にはあまりお金を遣わない方だからである。
しかし、ホークスがらみということになれば、話は別で、もはや値段は関係ない。
というより、ホークスという名前が付いただけで、それはもうぼくの中では衣服ではない、ということになってしまうのだ。
その日、スタジャンを手に入れたことで浮かれてしまい、そのスタジャンを着込んで、唐津方面までドライブ行ったのだった。
ということで、このスタジャンは今でも持っている。
しかし、手入れをしなかったため、袖の部分の皮革はもうボロボロである。

もう一つは、KORGのジャンバーである。
これは楽器メーカー『KORG』の営業の方から、もう20年も近く前にもらったものだ。
いまだに健在なのである。
何の変哲もない紺色のジャンバーで、左胸の部分と背中の部分に『Step Info Tomorrow's Music KORG』という刺繍が施してあるのだが、これが実に優れもので、生地が強く、けっこう着込んだのだが色落ちはしないし刺繍も解れていない。
おそらく、今後も破ったり燃やしたりしない限り着続けていくだろう。

さて、明日は休みである。
昨日も言ったように、福岡ドームが無料開放するということなので行ってみようかとも思ってみた。
しかし、行くとなれば車で行かなければならない。
ということは、ビールや酒が飲めない。
優勝が決まってビールや酒が飲めないとなれば、行った意味がない。
「さて、どうしようか?」と迷っていたところに吉報が入った。
地元テレビ局で緊急生放送するというのだ。
しかも解説は秋山幸二ではないか。
これは見逃す手はない。
ということで、明日は家で応援することにした。
野球が始まるまで、ゆっくり秋冬物を出すことにしますわい。



大誤算

これは困ったことになった。
優勝は千葉に持ち越しである。
さて、千葉マリンスタジアムにどれだけの人が集まるのだろうか。
きっと、福岡ドームのような大観衆の中での胴上げ、とはいかないだろう。

それにしても大誤算である。
なぜ王監督は、後半戦まったくいいところがなく、前回投げた9月7日の西武戦では、ワンアウトも取れずに5失点で降板した寺原を、こんな大事な試合に使ったのだろう。
考えられることは、それまでに優勝を決めておき、寺原登板は優勝報告を兼ねたファンサービスだったのではないか、ということである。
しかし、事態が事態なのだ。
ローテーションを崩しても、斉藤なり和田なり杉内を持ってきて、勝ちに行くのが定石なのではないのだろうか

それにしても、寺原は情けない。
こんな大事な試合に投げさせてもらいながら、こんな無様な姿を露呈するなんて。
2回表、2アウトまで取りながら、たった一本のヒットで崩れてしまった。
なぜここで開き直れなかったのだろう。
あと一人アウトにすればヒットの一本ぐらいチャラになるというのに、そのヒットにこだわったのか、ストライクが取れなくなってしまい、あれよあれよという間に4失点。
あの引きつった顔は見ていられなかった。
素人目で見ても萎縮しているのがわかるくらいだから、相手チームから見たらいいカモくらいに思えたことだろう。

これでリズムを崩したホークスは、その裏に3点返したものの、その後は打線が繋がらず、さらに後続ピッチャーは次々と得点を許してしまう有様だった。

まあ、マジックは1と変らないのだが、西武との差は3、5ゲーム。
もし、このままホークスが優勝という呪縛にとらわれ負け続け、西武が前年の覇者という意地を見せて勝ち続けとしたら、それこそ『奇跡』と言われる大逆転優勝となるだろう。
そうならないためにも、ホークス選手のいい意味での開き直りを期待する。

ついでに書けば、今日の優勝を見込んで、ぼくの売場では『ホークス優勝記念特価セール』をするべく、商材を準備し、明日からの値段設定もしていた。
しかし、今日負けたため、そのセールも持ち越しとなり、レジの値段も元に戻さなくてはならなくなった。
明日は休みローテーションの関係で人が少ないのに、余計な仕事が増えたことになる。

まあ、そんな内輪のことはどうでもいいのだが、早く優勝してくれんかなあ。
あ、そういえば、今日負けたことで、次の優勝のチャンスは30日となるわけか。
ということは、ぼくの休みと合致あうわけだ。
そうだ。
時間が取れたら、福岡ドームに行ってみよう。
福岡ドームで優勝シーンが見られたら、今日の負けもチャラになるわけだし。

ということで、30日の日記はお休みするかも知れません。
悪しからず。



コンビニ強盗

そういえば、昨日、またもやコンビニ強盗があった。
夕方、近くのショッピングセンターに買い物に行ったのだが、その時友人からメールが入った。
「今朝コンビニ強盗があったけど、あれはしんたの家の近くのコンビニか」というのだ。
ぼくはコンビニ強盗があったことも知らなかった。
このメールで初めて知ったしだいである。
家に帰ってさっそく夕刊を見てみると、ちゃんと事件のことが書いてあった。
“26日午前4時半ごろ、○○1丁目のコンビニで、サングラスに白マスク、帽子で顔を隠した男がアルバイト店員二人に果物ナイフを突き付け、「金を出せ」と脅した。店員一人が現金約3万円を渡すと、徒歩で逃げた。客はいなかった。”
確かにぼくの家の近くのコンビニである。
しかもほくはこのコンビニに、その日の朝8時頃西スポを買いに行ったのだ。
しかし、事件があったという雰囲気ではなかった。
いつも通り登校前の中学生や出勤前のサラリーマンでごった返していたし、店員も商品を並べるので一生懸命だった。
まさかその風景を見て、その3時間半前に強盗が入ったなんて誰も思わないだろう。
夕方、テレビのローカルニュースでは、その事件を扱っていたようだが、夕刊には1紙だけしか載っていなかった。
そのため、会社に行ってもその事件のことを知っている人は少なかったようだ。

それにしても、アルバイト2人は何か手の施しようがなかったのだろうか。
果物ナイフを突き付けられた時はどうしようもなかっただろうが、男は徒歩で逃げたというのだから、追いかけて行くことは出来たはずだ。
どうもこのへんが腑に落ちない。
アルバイトに勇気がなかったのか、それとも…。



計算違い

昨日、この日記でぼくが期待した通りの展開にはならなかった。
ぼくはダイエーが勝ってのマジック1を期待したのだが、結果は西武が負けてのマジック1になってしまった。
マジック1には変わりないのだが、内容がいかん。
連日の延長戦、連日のサヨナラ負けである。
しかもどちらの試合も、その回の先頭打者のホームランなのだ。
打たれたのは、今シーズンの押さえの切り札である篠原と岡本だった。
確かに、1999年や2000年に優勝した時のペドラザのような絶対的な守護神ではないが、何とかここまで頑張ってきたのだ。
優勝をかけた試合くらいは、何とか踏ん張ってもらいたかった。
明日は寺原が先発なので、当然継投策で来るはずである。
相手は今日の西武戦で打線が復活した近鉄なのだ。
押さえがこんなことで、本当に明日の優勝はあり得るのだろうか。
理想は、デーゲームの西武が勝ち、ナイターのダイエーが勝っての優勝である。
西武が負けて優勝した、という図式だけはやめてもらいたいものである。



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