頑張る40代!

いろんなことに悩む暇があったら、さっさとネタにしてしまおう!

2003年08月

マジック 前編

ダイエーホークスのマジックが点いたり消えたりしている。
昨日、ロッテに勝ってマジック19が再々点灯した。
ところが、今日負けてしまい、マジックの対象になっている西武と近鉄が勝ったため、またマジックが消えてしまった。
後半戦に入ってだいたい2勝1敗のペースできているのだから、別に調子が悪いわけではない。
あいかわらず打線はいいし、若干疲れ気味ではあるものの投手陣もそれなりに頑張っている。
ところが、その1敗の時に限って、西武と近鉄が勝つのだ。
そのため、この2チームに再び自力優勝の可能性ができてしまい、マジックが消えることになる。
これは、今季セリーグの覇者になるだろう阪神タイガースにはない現象である。
死のロード期間中にあれだけ負けを喫したのに、マジックが消えることはなかった。
それだけ貯金が多かったのだろうが、ダイエーに対する西武や近鉄みたいな強力なライバルチームが、セリーグにはないと言ってもいいだろう。

このところ、どうもマジック点滅に一喜一憂してしまうのだが、要はあと19勝すれば、いやでも優勝するのだ。
ぜひとも、自力で優勝を勝ち取ってもらいたいものである。

今季、ダイエーに初めてマジックが点灯したのは8月17日だった。
その日から地元は大いに活気づいた。
もう優勝したかのようにはしゃぎまわっている。
ぼくが店でダイエー戦をかけていると、周りに人が集まってきて、にわか応援団をやっている。
また、どう見ても野球に興味のなさそうなおばちゃんまでが、「今日はダイエーはどうなってますか?」などと聞いてくる。
こういうことは、5年くらい前までは考えられなかったことだ。
マンガ家小林まことが『柔道部物語』の中で、「ホークス今日も負けたたい」と書いているくらい、ホークスは弱いチームだった。
そのせいか、アンチホークスもいたように記憶している。
ところが、99年に優勝してからというもの、それまで野球などぜんぜん興味のなかったうちの母でさえが、日常会話にホークスの名前を出すようになった。
実家に行くと、決まって「ホークス、どうなっとう?」と聞いてくる。
「今、1点差で負けとう」
「負けとるんね。歯痒いねえ。で、西鉄はどうなっとうと?」
「西鉄じゃないやろ。西武」
母は元々、西鉄と巨人しか球団名を知らなかった。
最近やっと『福岡ダイエーホークス』という球団名と、選手の名前を覚えたのだ。

おそらく情報源は、地元の夕方ワイド番組だろう。
現在、3つの放送局で夕方ワイドをやっているが、どの放送局もホークス情報には力を入れている。
鉄腕・稲尾和久がレギュラーをやっている番組もあるくらいだ。
母のような野球無知な人間にここまで語らせるのだから、番組はマジックでかなり盛り上がっているのだろう。



朝日記

【朝風呂】
眠い時は何をやってもだめだ。
会社から帰り、食事がすんだ後、パソコンの前に座った。
さあ日記を書こうと思った時だった。
突然睡魔が襲ってきた。
おそらく、昨日、一昨日の寝不足がたたったのだろう。
こうなると何をやってもだめである。
モニターの画面を見るのが精一杯で、何も考えつかない。
しかたないので、一度寝ることにした。

起きたのは7時前。
しかし、すんなりとは目が覚めなかった。
あいかわらずボーっとした状態が続いて、思考回路がストップしたままだ。
このままではいかんと思い、風呂に入ることにした。

そういえば、ここ数ヶ月、ずっと朝風呂生活が続いている。
ちょっと前までは「帰宅→風呂→食事→就寝」というパターンだったのに、最近は「帰宅→食事→就寝→風呂」というパターンになっている。
このパターンだと、夜に自由な時間が多く持てるし、朝髪を洗うので寝癖を気にしなくてもいい。
これだけ考えるとメリットがあるように思えるのだが、デメリットもある。
ギリギリまで寝ることが出来ない。
朝に日記を書く場合、時間が少ない。
風呂に入る時間が制約される。
ぼくはドライーヤーを使わないため、会社に行った時、まだ髪が濡れている。
、などである。
ということで、どちらのパターンのほうがいい、などとは言えない。


【毎日が8月末】
ぼくは昔から、物事をコツコツやるタイプではない。
せっぱ詰まってから、やっと腰を上げるタイプである。
そう、いつも8月末の感覚でやっているのだ。
つまり、夏休みの宿題を8月末に一気にやる、ということである。
日記も同じで、朝に日記を書く時は、「出かけるまで、あと15分しかない」といった極限状態に自分を置かないと、どうもうまくいかない。
そのため、日記を書くのは、いつも出かける準備が終わってからである。

この日記も、出かける準備が終わってから書いている。
現在8時51分だから、あと9分で家を出なければならない。
「さて、何を書こう?」なんて、迷っている暇はない。
そんなことを考えている間にも、時間はなくなっていく。
とにかく何かを書くのだ!

・・・。

とはいえ、書けない時は、何も書けない。
タイムリミットである。



コンビニ

【朝のコンビニ】
昨日は、今日が休みということもあって、日記を夜中に仕上げた。
そのため寝るのが遅くなってしまった。
それでも、朝は通常通りに目が覚めた。
ところが、今日は家に誰もいなかったため、朝食の準備がなされてない。
しかたがないので、近くのコンビニに食料の調達に行った。
まだ夏休み中ということもあって、さすがに学生の姿はなかったが、それでもお客は多かった。
きっとぼくのような人たちが、朝飯の調達にきているのだろう。
この間食べた直巻きおにぎりがおいしかったので、今日もそれを食べようと思っていたのだが、もはや売り切れた後だった。
しかたなく、パンを買うことにした。
最近よく食べているパンは、ヤマザキの『薄皮クリーム』とフランソワの『ロングシュガーマーガリン』である。
これらのパンも危うく売り切れ寸前で、どちらも一つずつしか残ってなかった。
やはりおいしいものは、誰が食べてもおいしいのだろう。

その他には、コーヒー牛乳とコミックを買った。
コーヒー牛乳は雪印のものだった。
今まで気にもとめなかったが、そうか、復活していたのか。
いろいろゴタゴタがあったけど、乳製品といえば雪印だ。
どんどんいい物を作って、汚名を返上してもらいたいものである。

コミックは、文庫版の『ブラック・ジャック』の17巻を買った。
最近出たものだろう。
ぼくは何年か前から、この本を買っているのだが、14巻以降は出るペースが極端に遅いような気がする。
20年以上も前に連載は終わっているのに、この遅さは何だ。
こういうものは一挙に出すべきである。
たしか13巻まで出た時に、セット販売をしていたが、全巻揃わないセットものに何か意味があるのだろうか。
解せぬ。


【夜のコンビニ】
この日記を書き始める少し前に、コンビニに行ってきた。
午前1時を回った頃だったろうか。
さすがにこの時間には人はいないだろうと思っていたが、甘かった。
10人ほどのお客が店の中にいた。
若いカップル、家族連れ、立ち読みしている兄ちゃんなどである。

夜中のコンビニに何をしに行ったのかというと、のどが渇いたからビールを買おうと思ったのだ。
まあ、日記を書かなければならないから、長居はせずに、買ったらすぐに帰ろうと思って家を出た。

ところが、ひょんな事から帰るのが遅くなってしまった。
一連のテレビ番組の雑誌に目が行ったのである。
その何冊かの表紙に、『ウォーターボーイズ』5人組が載っていた。
読むまいとは思ったが、つい手が行ってしまい、インタビューやエピソード、おまけに次回のあらすじまで読んでしまった。
何という意志の弱さだ。
これで、来週の楽しみは半減したことになる。

さて、夜中のコンビニにビールを買いに行ったぼくだったが、結局ビールをレジには持って行かなかった。
ぼくがレジに持って行ったものは、『おなかにやさしいカルピス』だった。
サブタイトルの「カロリーオフ」と、タイトルの「おなかにやさしい」に惹かれたのである。
この文字を見た時、なぜかぼくは幸せな気分になった。
ということで急遽ビールを取りやめ、この『おなかにやさしいカルピス』にしたのである。

帰ってからさっそく飲んでみると、これがおいしい。
カルピスウォーターどころではない。
もちろん自分で作ったカルピスなんか、足元にも及ばない。
今もそれを飲みながら、この日記を書いているのだが、眠気は吹っ飛ぶし、筆は進む。
まさに魔法の水である。
夜中のコンビニは、たまにこういう発見があるから、嬉しい。



火星が出ている

火星が出ている。

要するにどうすればいいのか、という問は、とりあえず置いといて、明日の休みに何をするのかを考えよう。
明日は晴れるらしいから、何もしないで、家でゴロゴロしているのももったいない。
かといって、どこかに出かけるのも面倒だ。
スーパー銭湯に行くことも考えたが、月に一度で充分である。
夜景は当分見なくてもいいだろう。
一昨日映画に行ったばかりだから、映画に行く気もしない。
じゃあ、何をしようか?
それを考えるのも面倒になってきた。

火星が出ている。

昨日あれだけはっきり見えた火星が、今日は雨雲に隠れて見えなくなっている。
週間予報でも、明日は晴れるものの、それ以外は曇り及び雨マークが続いている。
この、約6万年に一度の出来事を、子孫に語り継ぐためには、一日見ただけでは不足である。
もう少し見せてくれないと、火星に関する物語さえ作れない。

火星が出ている。

火星が接近する時、乱世になると言われているらしい。
が、その根拠は何なのだろう。
6万年前の記憶が残っているとでもいうのか。
ただイメージで言っているだけなのだろうか。
アメリカのラジオで「宇宙戦争」というドラマをやっていたところ、それを火星人襲来のニュースだと勘違いして、全米がパニックに陥った、という話を聞いたことがある。
今回の乱世説も、真に受けてパニックに陥る人がいるかもしれない。
また、火星接近を不況の原因と決めつけて、責任回避する政治家が現れるかもしれない。
いずれにせよ、根拠のないことをマスコミが口にするのは、やめてほしいものだ。

火星が出ている。

あいかわらずダニの被害に遭っている。
右足に3ヶ所、左腕に1ヶ所が、ダニの犠牲になり、その部分はツベルクリンの陽性反応のように赤く腫れ上がっている。
ズボンとの摩擦で痒みが増し、気が狂いそうになる。
この痒みは尋常なものではない。
ところで、ダニは家にいるのではなく、どうも会社の倉庫にいるようなのだ。
カーペットを外し、バルサンを焚いて以来、裸で寝ころんでいても、もう腹などを噛まれることはない。
店に立っていて痒くなるようなことはない。
ということは、残るのは倉庫である。
会社の倉庫という広範囲な場所にいるダニを、どうやって退治したらいいのだろう。
ところで、このダニの異常発生は、今年の異常気象と何か関係があるのだろうか。
例年もこの時期はダニの被害にあうのだが、今年は特にその被害が多い。
気温といい、湿度といい、ダニの発生しやすい条件が整っているのだろう。
これも、火星接近と何か関係があるのだろうか。

火星が出ている。

今日は火星接近の記念として、高村光太郎の『火星が出ている』という有名な詩を、ここで引用しようと思った。
が、家のどこを探しても詩集が見つからない。
おそらく実家に置いてあるのだろうが、取りに行くのも面倒だ。
ということで、ぼくの記憶にある詩句だけを、ここで引用した。
「火星が出ている」と、冒頭の「要するにどうすればいいのか、という問は」がそれである。
けっこう感動した詩なのに、これだけしか覚えていないとは-。

火星が出ている。



車検

【車検】
一昨日、車を車検に出した。
今回が3回目だから、今の車にもう7年乗っていることになる。
走行距離はとうに10万キロを超えている。
そろそろ買い直す時期なのだが、先立つものがない。
というより、今は車にぜんぜん興味がわかない。
それよりも、いいギターが欲しいと思っている。

さて、今回の車検だが、バッテリーがかなり劣化していたとのことで、このままだと秋まで持たなかったとのことだ。
他にも悪いところがあったのだが、なんといっても一番驚いたのは、後ろのタイヤがパンクしていたと聞いた時だった。
かなり前に釘を踏んでいたらしく、そこから徐々に空気が漏れていたというのだ。
いつ踏んだのかは定かではないが、もし8月頭に踏んでいたとすれば、ぼくはパンクしたまま、都市高速を走ったり、大分に行ったりしていたのだ。

そういえば、以前もそういうことがあった。
それは数年前、仲間と宮崎に行った時のこと。
出発前に、仲間の一人から「前のタイヤの空気が減っているんじゃないか」と言われたが、別に気にせずにぼくは車を走らせた。
朝早く家を出て、目的地である都井岬に着いたのは夕方だった。
そこまで、食事休憩以外はずっと走りっぱなしだった。
翌日、1時間ほど走った頃から、車がガタガタしだした。
最初は田舎道だから、道がデコボコなのだろうと思っていた。
が、そうではなかった。
そう、パンクしていたのだ。
そこで、近くのガソリンスタンドで修理してもらったのだが、そこまで500キロ以上の道のりを、パンクしたままで走っていたということになる。
その大半が高速道路の上だったのだから、ゾッとしたものだった。


【代車】
車検の時にいつも問題になるのが、代車である。
ぼくはタイミングが悪いのか、車検や修理の時に、いい代車に当たったことがない。
最初に借りたのはボロボロなミッション車で、クラッチの利きが極端に悪かった。
次に借りたのもミッションで、今度はクラッチが故障していて、クラッチを踏まなくても、ギヤチェンジするものだった。
そこで、ディーラーに「ミッション車は怖いけ、オートマ車にしてくれ」と頼んでみた。
すると、持ってきた車はスポーツカータイプの車で、座席が極端に低い位置についているものだった。
ぼくの車はワゴン車なので、座席はけっこう高い位置についているので、家にあるようなイスに座る感覚で乗ることが出来る。
ところが、代車は穴の中に潜るようにして乗り、穴から這い出すようにして降りなければならなかった。
そのため代車を借りた端は、降りる時にこけた。
その後も何度かこけそうになった。

今回もオートマ車だったが、いつもと同様ひどい代車に当たった。
とにかくスピードが出ない。
登り道では、40キロ出すのがやっとだった。
しかもエンジンのかかりが悪い。
今朝、出がけにエンジンをかけた時のこと。
エンジンがかかったと思ってブレーキから足を離すと、「ポロポロポロ…」という音とともに止まってしまった。
再び挑戦したのだが、結果は同じだった。
これを繰り返すこと5分、やっとの思いでエンジンはかかった。
ところが、ギヤの接触が悪い。
ドライブに入れているのに、前に進まない。
パーキングに戻し、もう一度ドライブに入れ直した。
しかし、前には進まない。
もしかしたらと思い、少し2nd側にギヤをずらしてみた。
すると、前に出た。
運転中も、いつエンストするかとヒヤヒヤしながら運転していた。
おかげで、今日は遅刻だった。

車検が終わり、車が戻ってきたのは夕方だった。
2日間お目にかからなかっただけなのだが、妙に懐かしさを感じる。
これも代車のせいなのだろうか。



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